創業昭和22年、旭川で最も歴史ある老舗のラーメン「蜂屋」の株式会社蜂屋(北海道旭川市、代表取締役・加藤直純氏)は、新横浜ラーメン博物館で10年間の営業ののち、先月8月30日で惜しまれつつ卒業。新たに東京初出店として、9月19日神楽坂にオープンする。 同店のラーメンは、“クセがあるからクセになる”がキャッチフレーズで、「焦がしラード」と動物系と魚介系のダブルスープによる独特の風味や香りは、好き嫌いがはっきりと分かれるという、個性的な味わいのラーメン。 自家製麺は、スープをよく吸う低加水〈麺に加える水分が少ない〉の中太ちじれ麺で、神楽坂店では、味は定番の醤油と塩(各800円)の2種のみとあえて絞り込んで提供する。 スープは、“水が決め手”と、旭川市内の地下水を使用する、同社の工場から空輸で運び、本店と同じ味を再現するというこだわりよう。 東京初出店の抱負と今後の展開を尋ねると、「軌道に乗れば都内で更なる展開もしたいが、まだまだ先のこと。目下はただ、旭川と同じことをするだけです。ま ずは蜂屋の味を、よりたくさんの人に知ってもらいたい。」と、この道10年目を迎えた3代目は、気負わずに語ってくれた。
店舗データ
店名 | 旭川ラーメン「蜂屋」 |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂1‐10 |
電話 | 03-3268-3007 |
営業時間 | 平日11:00~23:00(L.O.22:30) 土日11:00~20:30(L.O.20:00) |
定休日 | 年末年始 |
坪数客数 | 15坪 15席(カウンターのみ) |
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