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接客の祭典「S1サーバーグランプリ」が大幅リニューアル。オンライン審査を導入、初の賞金100万円も!~絶賛エントリー受付中~

飲食店スタッフとしての知識や思想、立ち振る舞いなど、接客にまつわる技術を競い合うコンテスト「S1サーバーグランプリ」。16回目を迎える今回は、コロナ禍の影響も受け、実に2年ぶりの開催だ。それに伴い、オンライン開催、賞金の導入など、大幅なリニューアルを実施。4月からエントリーがスタートし、現在も絶賛募集中だ。今回は、運営団体であるNPO法人繁盛店への道 理事長の柴 泰宏氏(柴田屋酒店 代表取締役)に大会への想いを伺った。


写真左からNPO法人繁盛店への道 理事長の柴 泰宏氏と、同じく事務局の柴 大晴氏

コロナ禍で見直した大会の芯。「利便性向上」&「認知拡大」を目的に地方大会を廃してオンライン審査を導入

―今回、「S1サーバーグランプリ」大幅リニューアルを発表した背景には、どのような経緯があったのでしょうか?

柴 泰宏氏(以下、柴氏):もともと、「S1サーバーグランプリ」は全国各地で地区大会を行い、そこでの優勝者が東京の全国大会に集結し、日本一を決めるというものでした。しかし、前大会にあたる2020年に行われた第15回大会、地区大会までは開催したものの、新型コロナウイルスの影響で全国大会を開くことができず、延期という形に。しかし、その後もコロナ禍が収まることはなく、3回の延期を経て2年が経ってしまった。その頃になると当時地区大会を勝ち抜いたファイナリストたちの状況も一変し、外食産業から撤退する方々も少なくなかったんです。いちど区切りをつけるために昨年の秋に第15回大会の中止を発表。そして、これを機に、大会の在り方を根本から見直してリスタートを切るため、大幅リニューアルを決めました。

―特に大きな変化に、地区大会の廃止がありますね。代わりにオンライン審査を導入したということですが。

柴氏:コロナ対策はもちろんですが、何よりの目的は、ずばり「エントリーの利便性の向上」と「大会の認知の拡大」です。従来の大会方式では、出場するにも、観戦するにも、会場に足を運ぶ必要がありました。そして、わざわざ会場まで大会を観に行く人は「自社や自分の接客を伸ばしたい」と、高い熱量を持った飲食関係者がほとんどです。そういった方々に観てもらうことはもちろんありがたいことなのですが、私たちはもっと幅広い人たちに大会を観てもらいたい。それこそ、別業種の方にも観てもらって、「外食産業で働いている人は、こんなに頑張っているんだよ」、「世の中には、こんなに素敵な店があるんだよ」と、伝えていきたい。

そのために、1~4次まである審査をすべてオンライン化し、アーカイブを配信。全国大会はリアル開催をしますが、同時にLIVE配信をして、誰でも場所を選ばずに観ることができるようになりました。

2019年に開催された第14回大会の様子

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