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接客の祭典「S1サーバーグランプリ」が大幅リニューアル。オンライン審査を導入、初の賞金100万円も!~絶賛エントリー受付中~


エントリー、観戦のハードルを低く設定。接客力を高める学びの仕組みも充実

―エントリーにかかる費用も下がりました。こちらも、出場の間口を広げることが目的なのでしょうか。

柴氏:はい、そのとおりです。従来はエントリーにひとり1万5000円かかっていたものを、ひとり5000円に変更。それとは別に、店舗ごとのエントリー枠も設け、一店舗あたり1万円で、何人でも出場できるようにしました。自店舗の宣伝をしたり、スタッフの接客力の向上に役立てたりなど、大会に出場することで、店舗の成長に繋げてもらえたらと考えています。実際に、今までの大会を観客席から観て感銘を受け、その店舗に入ったという方々が数多くいらっしゃいます。人材確保にも役立てていただけるかもしれませんね。

また、今までは審査員による審査で勝敗が決まっていましたが、それだけでなく一般層からの投票も行います。誰もが良いと思うサーバーに投票ができる。例えば自店舗の常連さんに投票を呼び掛けるなど、店舗内コミュニケーションを図ることもできるでしょう。

加えて賞金も導入しました。なんと全国大会優勝者には100万円をお贈りします。より参加者のモチベーションも上がるのではないでしょうか。

―ほかにも今大会からの新しい取り組みはありますか?

柴氏:私たちは大会とは別に、「S1サーバースクール」というものも運営しているのですが、今回から大会とスクールを連動させていきます。大会の1次審査と2次審査で行われる筆記試験で出題されたことを、後日、スクールで学べるような仕組みにします。

そもそも「S1サーバーグランプリ」は様々な業態のサービスマンが出場して、それぞれの接客を披露する場です。そのため、万人に共通する「正解」がなく、「また会いたいか、どうか」という、感性にゆだねた評価が唯一の指針となっています。それに対して、「S1サーバースクール」は接客を学び、資格を取得する場所であるため、学ぶことひとつひとつに意味がある。

もちろん、正解のない、感性に訴える接客も大事ですが、そこに土台としての知識や思想を身に着けることで、より深みが増し、様々なシーンでの対応力が高くなるはずです。社内の教育システムに代わるものとして使っていただくのも良いと思っています。

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