銀座六丁目の外堀通り沿いビル地階に、ハイセンスな空間で飲食が楽しめるスタンディングバー「Bar 333(バー トリプルスリー)」(経営:KING COBRA、代表取締役:大島健司氏)が5月9日オープンした。同店最大の特徴は、1品333円からの低価格で揃えたドリンクとフードだ。客は入店時に1枚333円のチケットを男性3枚、女性2枚以上購入。フード、ドリンクはこのチケット1枚から注文できる気軽さを売りにしている。 「料理やお酒が安いからといって、空間をないがしろにするのではなく、銀座という立地に合うスタイリッシュな空間に仕上げました」と話す大島氏は、ニュートン(東京都新宿区)が運営する「パセラ」の出身。前店で学んだ、パーティー需要獲得のノウハウを同店で発揮する。内装コンセプトは「外資系ホテルのラウンジ」。最大70~80名までを収容する店内には、モニターやDJブースを備え、パーティーやスポーツ観戦などコミュニケーションの場としての利用も可能にした。「スタンディングにすることで、待ち合わせから2~3次会まで幅広い利用シーンをご提案致します。また、落ち着いた空間にすることで、若い世代の方だけでなくご年配の方にも利用して頂けると思います」(大島氏)。 1チケットで注文できるフードメニューは、乾きものから「チキンナゲット」「2種のシュリンプチップス」「タコス餃子」など約30品。「ドライカレー」や「ナシゴレン」などの軽食は2チケット(666円)で注文できる。ドリンクは100種類以上を揃えビール、カクテル、梅酒、ワイン、ブランデーなどが1チケットで注文可能。「マッカラン」「ラフロイグ」「白州」などは2チケットで、また、団体客に訴求するボトルワインは10~11チケットで用意する。 チケットは単体売りだけでなく、10枚セット3000円という割引価格でも販売。チケットには有効期限を設けていないため、いつでも気軽に足を運ぶことができる。「当店を、銀座の新たなコミュニティスペースにしたいと考えています。低価格で使い勝手のよい空間をつくることで、多くのお客さまにご利用頂き、ひいては銀座の街の活性化につながればと思っています」と話す大島氏。同店の今後の展開に注目したい。
ヘッドライン
[ニューオープン]
2013.05.22
1チケット333円でドリンク・フードを提供するスタンディングバー「Bar 333(バー トリプルスリー)」が、銀座に5月9日オープン!
- 階段を下りた入口すぐのカウンターでチケットを先に購入
- 最大70~80名を収容。店内にはDJブースも用意
- アルコールは100種以上を333円から用意する
- 銀座の街を活性化させたいと意気込む代表の大島氏
(取材=虻川 実花)