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日本酒が苦手という人に来てほしい!日比谷Bar、世界初の日本酒カクテル専門店「SAKE HALL HIBIYA BAR」を4月20日、銀座5丁目にオープン!

日本酒をベースにトニックとソーダを半々で割った「サキ・ニック」(580円)。店内で3日間かけて作る自家製ミネラル氷を使用
7つの蔵元それぞれの厳選された基酒カクテルや蔵元酒が味わえ、 “香醸焼き”や“SAKEごはん”などの料理がセットセットになった、3杯3皿のお得な限定メニュー(3200円)
ホール席と、蔵元の雰囲気を写真や瓶を飾って紹介する個室 “KURAMOTO BAR”。写真は一ノ蔵の外観
「日本酒による日本酒のための世界のカクテル」で、世界に日本酒の素晴らしさを知らせたい!

(取材=田村 真理子)


都内で直営バー30店舗 を展開する日比谷Bar(東京都千代田区、代表取締役:大城政次氏)が4月20日、日本酒カクテルを提供する新業態「SAKE HALL HIBIYA BAR(サキホールヒビヤバー)」を銀座にオープンした。日本酒の消費量が減少傾向にある中、7つの蔵元とタッグを組んで「日本酒を飲んだことがない、あまり飲まない」といった日本酒になじみの薄い若い世代や女性に向け、新しい飲み方を提案することで日本酒愛飲者の間口を開拓するもの。
震災後も出荷を続ける一ノ蔵(宮城県)をはじめ、司牡丹酒造(高知県)、加藤嘉八郎酒造(山形県)、酒井酒造(山口県)吉乃川(新潟県)、文楽(埼玉県)、今西清兵衛商店(奈良県)、全国各地から7つの蔵元が銀座に集結。各蔵元のカクテルベース酒“基酒”を使い、日比谷Barオリジナルのカクテルスタイルで提供する。
同店一押しのカクテルは、「サキ・ニック」(580円)と「サキ・エスプーマ・カクテル」(630円~)の2つ。前者は、四季により風味の異なる基酒をソーダとトニックウォーターで割った爽快でDRY感のある1杯。ソーダとトニックで割ることでアルコール度数を低くし、日本酒特有の香りをオレンジピールで和らげているため、食前酒としてビール代わりに飲んでほしいという。後者は、調理器具のエスプーマを使って泡状に仕上げた基酒を、バーテンダーが客の目の前で乗せて仕上げる画期的なカクテルとなっている。日本酒を基酒としたカクテル約150種の他に、ビールやウイスキー、日本酒以外をベースにしたオーソドックスなカクテル類も幅広く揃えている。
111席の広い店内には、カウンター席を含むホール席が中央にあり、それを囲むようにして7つの個室が設けられている。それぞれの蔵元の雰囲気を写真や瓶を飾って紹介するコンセプトルーム“KURAMOTO BAR”では、「7つのBAR『場』に7つの愉しみ」を提供する。それぞれの部屋では蔵元が造った基酒を使用した特製のカクテルが楽しめるほか、地域の特産物や日本酒関連食材をアレンジした料理などが楽しめるようになっているため、蔵元酒の魅力を存分に味わうことができる。酒粕とトマト、にんにくで和えた「菜の花と帆立の香醸マリネ」(480円)や「北海サーモンの濃旨焼き」(970円)といった酒粕を使用した“香醸惣菜(こうじょうそうざい)”の他、純米酒と醤油、八丁味噌でまんまるに握った「まんまる“純米酒”にぎり」(650円)などのごはんものの“SAKEごはん”なども提供する。蔵ごとに酒も料理も異なる7つのメニューが用意されており、中央のホールでは毎日変わる本日の推奨蔵のメニューを味わうことができる。
大正モダンを思わせる落ち着いたレトロな雰囲気となっており、酒は枡やお猪口ではなくワイングラスによりロックスタイルで提供される。これまでの日本酒を飲む場とは雰囲気を異にし、おしゃれな雰囲気作りを心がける。
日本酒カクテルのムーブメントを起こすべく登場した同店は、参加している蔵元にとってもノーリスクで銀座に店を構えられるという利点がある。今後は、日本酒カクテルの認知度拡大のために飲食店向けの研修会や蔵元のイベントを行なうなどして、ハイボールのような人気につながってほしいと期待を寄せながら、新たな販路開拓を行なっていく。

店舗データ

店名 SAKE HALL HIBIYA BAR
住所 東京都中央区銀座5-6-12 みゆきビル 地下1階

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アクセス 地下鉄 銀座駅より徒歩1分 、JR 有楽町駅より徒歩6分
電話 03-3572-7123
営業時間 17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日 無休
坪数客数 81.5坪・111席
客単価 3000円
運営会社 株式会社日比谷Bar
関連リンク SAKE HALL HIBIYA BAR
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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