ヘッドライン

8月21日に新宿歌舞伎町旧コマ劇場近くにオープンした、タコ、タコ、タコ尽くしのタコ専門海鮮居酒屋「活だこ料理 新宿タコパラダイス」に注目!

お祭り気分満載の新宿タコパラダイス外観。飲食店密集地帯の中で、一際通行客の目を引く
店の看板メニュー「名物踊るタコ刺」(888円)。レモンを絞ると足がピョコピョコと動く大人気の一品
デザイナーでもある矢内氏がデザインした海の家風の内装。のんびりとした居心地のいい空間を演出
左からオーナーの矢内靖夫氏、料理長の澤瀬和彦さん、ホールの吉澤由香里さん。チームワーク抜群の3人だ

(取材=三浦 寿博)


8月21日、新宿歌舞伎町、旧新宿コマ劇場からほど近い立地に、東京ではほぼ初と言ってもよい、タコ専門の海鮮居酒屋がオープンした。オーナーの矢内靖夫氏(モッキンバード)は元々デザイン会社の経営者。昔から飲食業に関心が高く、10年前に新宿3丁目にアフリカ民族音楽をテーマにした「Bar  BaoBab」を1店舗目として開業、本店は同社2店目の飲食店である。タコをフィーチャーしたポップな外装、木材をふんだんに使った海の家風の内装と、氏の本職であるデザインセンスが思う存分発揮された落ち着いた店構えに仕上がっている。しかし、なぜ、タコに特化した店を出したのか?「カクテルやウィスキー中心のアフリカンテイストのお店を10年間経営してきたが、50歳近くになり、日本酒、焼酎、刺身などを好んで摂るようになった自分に気づいた。我ながら日本人なんだな……としみじみ思い、一風変わった海鮮居酒屋をやりたいと考え、ネタを探していたら、タコという食材に行き着いた。調べてみると、魚と比べ、眼球以外、胴体、足、内臓と捨てるところが全くない。低カロリーなのに高タンパク、タウリンや亜鉛も豊富なタコを常食していたら、自分の持病である高血圧、高脂血症にも効果があった。体に良い食材を扱いたいという考えもあったので、タコ専門で行くことを決意した」と同氏は語る。扱うタコは、北海道産ミズダコ、明石産マダコ、勝山産マダコなど、食用ダコならないものはないというほどのラインナップ。オーナー、調理長、旧知の割烹店主人と試行錯誤の上完成されたタコメニューは全20種類以上。来店客の大半が一品目に頼むという「名物踊るタコ刺」(888円)は、レモンを絞ると足がピョコピョコ動くという、誰もが歓声を上げる大人気メニューだ。タコの肝、海苔塩、味噌ポン酢をブレンドするなど、つけダレにもこだわりが高い。他にも、活ダコをじっくり煮込んだ「名物柔らか煮」(888円)、ミズダコの内臓を鉄板でジックリと煮込んだ「臓物鉄板焼き」(780円)、コリコリした食感がたまらない「吸盤焼き」(480円)、ぶつ切りしたタコがたっぷり入った混ぜご飯「名物たこ飯」(580円)など、自慢のタコメニューがズラリと並ぶ。代表的なタコ料理6品を一度に味わいたい方には、タコパラコース(2980円・ドリンク別)がお得だ。又、タコの箸休めとしてのサイドメニューも、寒ブリのお刺身(780円)、かます塩焼き(680円)、かにの友和え(650円)、ヒマラヤ岩塩で食べるむかご(450円)、トマト(480円)など、非常に充実している。オーナーの出身地である福島県直送のこだわり地酒は、一部の日本酒ファンには垂涎の『風が吹く』(グラス900円)も用意し、ビール、焼酎、ワイン、カクテルなどのドリンクメニューの豊富さは、酒好きにはたまらない。「今年のサッカーW杯で人気になった“占いタコのパウル君”のような店のマスコット的なタコを飼おうかとか、タコの島で有名な愛知県日間賀島名物のタコの湯がきを出せないかとか、また、タコ専門店の名に恥じない絶品タコ焼きをパーティー形式で出せないかとか、アイディアは沢山ある。新宿西口には、イカと言えば『新宿イカセンター』さんという大人気店があるが、将来的に、自分の店もタコと言えば『新宿タコパラ』だと言われるぐらいの店に成長させたい」とタコについての熱い情熱を語る矢内氏。現在オープンして、3ヶ月が経ったが、着実に新宿での人気店としての地位を築き始めている。

店舗データ

店名 活だこ料理 新宿タコパラダイス
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-11-6

 >> GoogleMap見る

アクセス JR・地下鉄 新宿駅 東口より徒歩3分 、
電話 03-6233-9539
営業時間 17:00~翌5:00(日・祝 ~24:00)
定休日 無休
坪数客数 23坪・36席(立ち飲み席あり)
客単価 3,000円~
運営会社 有限会社 モッキンバード
関連リンク 新宿タコパラダイス
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集