「ちょろっと美味しい」のつもりが「ガッツリ美味しい!」が強み
行友氏:「ちょろっと美味しい」くらいのつもりで食べたものが「ガッツリ美味しい!」と思ってもらえてるようですね。僕らはアッパー業態はできませんので、あくまでアラカルトの居酒屋で勝負。その中でどれだけいいものを出せるかを考えています。さらに、今後は鴨に特化した姉妹ブランド「炭火焼き鳥 鴨尽」を「鶏尽」の近くに出店し、2業態をコンビで展開し、認知を広げていけたらと思っています。
行友氏:こちらは沖縄料理の名店出身のスタッフとの出会いがあり、ちょうどお初天神裏参道の物件の話をもらったタイミングで出店しました。当初は沖縄らしい雰囲気を出したく、三線ライブを行っていましたが、お客様としては食事や会話を楽しみたいニーズが強いようでした。思い切ってライブをやめ、料理に振り切ってクオリティを上げていったら、シーズンに関係なく集客が安定していきました。沖縄料理の店は、定番の沖縄料理を定番の作り方で出しているところも多いですが、うちは「もっとこうしたら美味しくなる」というポイントを見つけてバージョンアップさせています。例えば、沖縄そばなら乾麺を使っているお店が多いですが、うちではもちっとした食感の生麺にし、ワンランク上の味わいに仕上げています。