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山翠舎が飲食店の開業・移転支援の「料理人応援システム™OASIS」をリリース!山翠舎代表・山上浩明氏&飲食専門弁護士・石崎冬貴氏が語るサービスにこめた思いとは?

飲食店の設計・施工を行う山翠舎のグループ会社、山翠舎賃貸が「料理人応援システム™OASIS(オアシス)」をリリースした。飲食店の新規開業や、既存店の移転を考えるオーナーに対して、物件探しから契約、事業計画書の作成サポート、開業後のフォローまでを行うサービスだ。山翠舎代表の山上浩明氏と、山翠舎賃貸の社外取締役に就任した飲食専門弁護士、石崎冬貴氏が同サービスにこめた思いを語る。



写真右から、山翠舎代表の山上浩明氏、飲食専門弁護士の石崎冬貴氏。山翠舎は数多くの繁盛飲食店のデザインを手掛けている。石崎氏は飲食店にまつわる法律問題を取り扱うほか、自身でも飲食店「ホルモンマニア」(新丸子)を運営する。

■料理人応援システム™OASIS(オアシス)

山翠舎賃貸が展開する不動産管理事業。長年にわたり飲食店と深くかかわってきた山翠舎のノウハウを生かし、飲食店の新規開業や移転をサポートする。賃貸物件の敷金・保証金を半額にするほか、一般に出回らないマル秘物件の情報提供、事業計画書の作成支援、店舗デザインの実績がある山翠舎による設計・施工などのメリットが充実。

山上氏:山翠舎ではこれまで500店舗以上の飲食店の設計・施工を手掛けてきました。多くの飲食店オーナー(料理人)と関わる中で、飲食店で独立する際のハードルのひとつに、「思うような物件が見つからずなかなか開業に至れない」という点があると感じたことが、「料理人応援システム™OASIS」立ち上げのきっかけです。独立1店舗目は小さな店から始めようと考え、10~15坪の小規模な物件を希望する方が多い。しかし、不動産業界では仲介が決まった物件の家賃に比例して報酬が決まるため、規模の大きい物件の方が紹介のメリットが大きく、小規模物件を探す人にとっては物件が見つかりにくいという構造になっているんです。

私は飲食店を開業する人の料理や接客に対する技術や想いに感銘を受けながらも、そういった構造により彼らが希望が叶えられない現状を見て問題意識を持っていました。そうした現状を変えようと、山翠舎では、店舗デザインだけでなく不動産関連を含めた経営面からトータルにサポートしたいという思いで、飲食店に特化し飲食店に寄り添ったサービスとして「料理人応援システム™OASIS」をリリースしました。

同サービスが目指すのは「潰れない店づくり」。物件の賃料・規模にかかわらず、飲食店オーナーが希望する理想にぴったりな物件を紹介します。それだけではなく銀行へ提出する事業計画書作成など融資面でもサポートから、開業後のフォローまでバックアップします。料理人の人はどちらかというと、不器用な人が多い。金融機関の方に事業計画を通じて想いを伝えることが苦手。料理人としてのポテンシャルがありながらも、事業計画書の内容が不十分だったために融資額が小さくなってしまったり、知識不足により不利な条件の契約を結んでしまったりといった場面も多々目にしてきました。そんな彼らの役に立ちたいという想いから事業計画書のお手伝いを始めました。

「料理人応援システム™OASIS」は、料理人が料理以外のことに気を取られず、自分の持つ料理の実力をしっかりと発揮できる場を作るため、当社がバックオフィス業務の力添えをして繁盛店づくりの一助になることをミッションとしています。

弁護士の石崎冬貴さんには、こうした思いに共感していただき、社外取締役として加わっていただきました。

石崎氏:私は弁護士として、賃貸借契約から労務問題、風評被害、漏水まで飲食店にまつわる問題を多く取り扱っています。

山上氏:弁護士から見て、現在の飲食業界はいかがでしょうか?

石崎氏:コロナ禍の状況で飲食店の撤退相談が増えていますが、大家と飲食店のトラブルは少なくないですね。特に物件の契約条件でもめているケースが多い。例えば、撤退する際に9か月前までに退去予告が義務付けられていたことに対して、飲食店側が「9か月は長すぎる」ともめることも。そもそも物件の契約当初に契約書にあったことなのですが、よく確認せずに契約し、実際に退去する段になってから気づく……というパターンだったりします。

世の中には飲食店に対するサブリースも数多くありますが、それらを展開する不動産会社にとって、お客様は飲食店ではなくあくまで大家。大家の利益を優先し、飲食店にとって不利な条件が盛り込まれていることも。そんな中、山翠舎賃貸の「料理人応援システム™OASIS」は、飲食店にとって有利な条件であると感じました。賃貸物件の敷金・保証金が半額になるなど、飲食店にとってありがたい特典が多く、飲食店に寄り添ったサービスであると言えますね。山翠舎が賃貸主の物件なので、先に話したような退去時に条件で大家ともめることもありません。

飲食業界では、料理や接客は得意だが経営関係の手続きは苦手という人も多い。コロナ禍の補助金申請でもそれは表面化しました。こうした煩雑な経営関係の手続きを山翠舎賃貸がサポートし、飲食店が本来の業務に集中できる環境を整えるという点で、「料理人応援システム™OASIS」に共感しました。

山上氏:おっしゃる通り「料理人応援システム™OASIS」は、従来のサブリースとは一線を画す、飲食店に寄り添ったサービス内容だと自負しています。料理人に寄り添い、料理人とっての「オアシス」のような存在になり、「潰れない店づくり」の実現を目指します。何故そんなことができるのかというと、当社が飲食店とともにリスクをとっているから。飲食店と一蓮托生でリスクを共有し、本気で価値ある飲食店づくりに取り組む気持ちです。ともに「潰れない店づくり」を目指し、末永く続く価値ある飲食店を創出していきたいですね。

料理人が持っているこだわり、食材は当然ですが、器、空間も料理を引き立てるということを知っています。そんな料理人に寄り添う存在になりたいのです。一生のお付き合いをしていきたいので、まずは話があうかどうかを感じていただくことが第一歩。共感いただける方はぜひお問い合わせしてほしいです。「料理人応援システム™OASIS」は、料理人にとってのオアシス、さらにその先のお店のお客様にとってのオアシスになるよう、お店を全力でサポートしていく仕組みです。

■出店・移転希望者は必見!「料理人応援システム™OASIS」詳しくはこちら(山翠舎HP)
http://tsuburenai.com/

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