学芸大学「臥薪」が「GASHIN８（ガシン エイト）」として新スタート。グローバルダイニング卒業生Pineが運営チームに加入、鮮魚と出汁とワインを軸に打ち出し進化

鮮魚は生かしつつ他メニューを一新

鮮魚と出汁とワインの三本柱を打ち出し、メニューを一新。特に出汁にこだわり、鹿児島・枕崎産の本枯節製法でつくるかつお節をベースにした出汁はまずはお通し代わりに南部鉄器からおちょこに注いで提供。「出汁の味を知ってもらい、その後の料理にもこの味を探しながら楽しんでもらえたら」（松原氏）とのことだ。この出汁を多くの料理に活用しており、例えば「和風出汁ピクルス」（450円）や「出汁海老進丈」（580円）、「出汁ポテトフライ〜雲丹クリームソース〜」（880円）、「真鯛出汁茶漬け」（900円）など。それ以外にも冷菜から温菜、メイン料理、あて巻き、〆、デザートまで揃う。唯一「臥薪」から変わらないのが「名物！厳選刺身盛り合わせ」（三種980円～）。「臥薪」が培ってきた仕入れルートを生かし三崎港から仕入れる鮮魚だ。

ドリンクはワインが売りだ。「HUIT」からPineではイタリアの小規模生産者のワインを独占輸入しており、日本では同社店舗のみでしか飲めない銘柄を揃えている。「GASHIN８」でも独占輸入ワインをはじめ複数種類を用意し、グラス850円～。それ以外には、生ビールは「サッポロ黒ラベル」（680円）、サワーやハイボール、日本酒など。お茶割りにも力を入れており、「青森りんご紅茶割り」「上海ジャスミン割り」（各680円）などの厳選した茶葉のバリエーションを用意し、好評だという。

「名物！厳選刺身盛り合わせ5種」（1580円）。刺身に添える醤油も出汁を生かした自家製出汁醤油だ

「ずわい蟹といくらのあんかけ出汁巻」（1350円）も自慢の出汁をたっぷり使った品

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