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創業80年の老舗ブランドがAIで店づくり!?「大衆しゃぶしゃぶ勝治」が上野御徒町に開業。ビフテキ290円「ビーフキッチンスタンド」で知られる奴ダイニング新業態

10月1日、上野御徒町に「大衆しゃぶしゃぶ勝治」がオープンした。運営は奴ダイニング。同社はビフテキ290円で人気の「ビーフキッチンスタンド」で知られるが、今回は新業態だ。代表・松本丈志氏の実家の和食店を継承したのを機に開発した業態で、日本の伝統を重んじながらも手ごろな価格で楽しめる”大衆しゃぶしゃぶ“となっている。AIを駆使してデザインしたという内装にも注目だ。


実家の和食店のグループ入りを機に新業態開発

“ビーフステーキ50gが破格の290円”で人気を博す「ビーフキッチンスタンド」。物価高の今もなお、名物のビフテキはオペレーションを見直すなどの企業努力で50g290円を維持。高コスパの肉酒場として支持を得ている。

その運営会社の奴ダイニング(東京都中央区)が、新業態「大衆しゃぶしゃぶ勝治」をオープンした。「ビーフキッチンスタンド」は単価2300円に対し、今回の「大衆しゃぶしゃぶ勝治」は単価3500~4000円とやや上に設定。「『ビーフキッチンスタンド』は“あの価格でおいしく”を目指していました。『大衆しゃぶしゃぶ勝治』は値段もするので“めちゃくちゃおいしく”をテーマにしています」と代表の松本丈志氏は話す。

松本氏の実家は横浜で続く老舗の和食店。同氏の祖父が1951年に和食店を創業し、父も寿司・和食店を営んでいた。松本氏も飲食業を志し、20代は寿司店で修業に励み、29歳の時に創作和食店をオープンして独立した。その後、いくつかの店舗を運営しながら2016年、秋葉原に1号店をオープンした「ビーフキッチンスタンド」が大ヒット。現在は同業態を東京・神奈川を中心に「ビーフキッチンスタンド」を15店舗展開する。2025年4月には松本氏の実家の和食店「奴」を継承したことをきっかけに、老舗で培ってきた技術やブランドを生かすため、今回の新業態開発を行った。

「大衆しゃぶしゃぶ勝治」はホテル1階に立地。上野と秋葉原の間でインバウンドも多い

店舗データ

店名 大衆しゃぶしゃぶ勝治
住所 東京都千代田区外神田6-16-8 アーバンホテル 1F

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アクセス 末広町駅4出口から徒歩約4分、湯島駅6出口から徒歩約5分、上野御徒町駅A1出口から徒歩約5分
電話 03-5846-8051
営業時間 16:00~23:30(LO22:30)※11月中に変更あり
定休日 不定休
坪数客数 28坪50席
客単価 3500~4000円
運営会社 株式会社奴ダイニング
オープン日 2025年10月1日
関連リンク 奴ダイニング(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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