スープを育てる“体験型”の鶏焼肉、にんにくのやみつき味でリピーター続出！大阪発「にんにく鶏焼肉サン」が東京初出店、学芸大学に開業。夜中2時に同業者で満席に

東京はドリンク40円アップだが、それでも“大阪的コスパ”を感じる値付け

学芸大学店のメニューは、基本的に大阪の既存店と同じ内容だ。鶏焼肉の「サンにんにく盛り 大5種」（1408円）や「野菜盛り」（693円）は、ほぼ全てのお客が注文。各部位の単品も各種取り揃える。鶏が焼けるまでにつまめるサイドメニューも充実しており、鶏たたきの「大和肉鶏」（1480円）や「大山がいなどり」（858円）や、「サンの卵たっぷりポテサラ」（528円）、「青唐ちりめん」（308円）、「山芋そうめんナムル」（418円）などが人気。最後、育ったスープに投入する「学食ラーメンセット」（495円）や「ぞうすいセット」（495円）の〆は必須だ。

ドリンクは「角ハイボール」（462円）、「翠ジンソーダ」（462円）、生ビールは「香るエール」（638円）、サワー、お茶割りなど各種幅広く揃う。メガサイズのドリンクもよく出るという。「≪お口のお守り≫」と称して、にんにくのにおいを抑える効果があるとされる「牛乳」「100％りんご」（462円）もさりげなくラインナップ。

フードは大阪と同一価格だが、ドリンクに関しては1杯40円ほど高く設定している。

「庶民的な価格で頻繁に来店できる店を目指した。業態開発では、職人出身の行友さんはいい素材を提案してくれる一方、僕が原価のバランスを考えて調整していきました。」と吉野氏。学芸大学店の想定単価は3800円。大阪の店舗より500円ほど高いが、それでも“大阪的コスパ”を感じる内容だ。

「サンにんにく盛り 大5種」。もも、むね、手羽元など。手羽元は焼かずにスープで煮るのがおすすめ

店舗データ