アパレル時代に借金200万円、「苦手なスーツ」を着てサラリーマンに
吉野氏は自身の経歴について、こう話す。「服が好きで20代前半はアパレル販売員として働いていました。僕、こう見えて昔はシュッとしててファッション誌にも出てたんですよ(笑)。ところが、少ないアパレルの給料で服を買い過ぎて、気づけば借金200万円を抱えてしまい……これはまずい、と建設関係の設計会社で営業マンとして働き始めました」。
「スーツを着て働くのが苦手」という吉野氏だが、こうして25歳の時にサラリーマンデビュー。その会社で2年ほど働くと、その後は不動産業界へ。飲食店のテナントの不動産コンサルティングや仲介の仕事に携わった。もともと飲食が好きだという吉野氏は、日々、飲食店オーナーと“飲みニケーション”を欠かさなかった。「社長と飲むときの僕のルール。それは、最後の一人が帰るまで僕も帰ららずとことん付き合うこと」とのこと。一方で休日は自ら取引先の飲食店の現場を手伝い、“現場を知る不動産屋”として飲食店オーナーたちから信頼を得ていった。
「やっぱりスーツで働くのは嫌だ」と、会社を辞めたのが40歳の頃。その後、「熊の焼鳥」や「鯛之鯛」「活海老バルorb」など人気飲食店の現場を手伝いながら、飲食店の不動産仲介をメインとしたコンサル事業の会社を立ち上げる。

「にんにく鶏焼肉サン 学芸大学」の外観。赤ちょうちんが目立つ
店舗データ
店名 | にんにく鶏焼肉サン 学芸大学店 |
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住所 | 東京都目黒区鷹番2-20-9 桧ビル 1F |
アクセス | 学芸大学駅から徒歩2分 |
電話 | 03-5724-3088 |
営業時間 | 17:00~翌4:00 |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 20坪43席 |
客単価 | 3800円 |
運営会社 | 株式会社Thanks-Up |
オープン日 | 2025年9月12日 |
関連リンク | にんにく鶏焼肉サン 学芸大学店(Instagram) |