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連日満席“1日3回転”の「三茶一九」の新店、「三茶一九ハナレ」がオープン。週3回でも通いたくなる、大人たちに向けた社交的な焼鳥酒場


焼鳥だけどあえて鶏を外す!”週3回来ても飽きない“よくばりな逸品料理

フードのテーマは「週3回来ても飽きない焼鳥屋」。焼鳥以外のサイドメニューには鶏を一切使わず、毎日豊洲から仕入れる魚介や旬の野菜を中心に、こだわりの一品を揃えている。こうしたメニュー設計の理由について黒瀧氏はこう話す。「焼鳥店を50店舗以上見て回る中で、“飽きない”と言われる焼鳥にも、どこか似通った印象や飽和感があることに気づきました。他の焼鳥店では、例えば胸肉の低温調理や鶏出汁など串以外のサイドメニューも鶏料理を並べることが多い。その方が効率がいいのはわかるのですが、鶏ばかりで飽きてしまうし、多くの焼鳥店が似通ったラインナップになっていると感じた。もちろん、一流の焼鳥店が築いてきた技術には、到底かなわない部分もあります。だからこそ僕らは、王道とは違う角度から挑戦をしたいと思った。そのため、当店では定番料理はあえて外し、僕らならではの“面白くて最高”と思えるような一品を届けようと思っています。鶏のストック管理に加えて、魚や野菜を扱うのは正直手間もかかります。でも、それでも挑戦したいと思える料理がある。そうした体制を支えるためにも、店舗は50席規模の大箱にして食材が回るようにしています。仕込み量がかなり多いので、誰も真似したくないと思いますね(笑)」。

焼鳥は店内で串打ちし、備長炭で焼き上げて提供。名物は、からすみ・梅大葉・茗荷ハーブをそれぞれ乗せた「名物3色ササミ」(690円)。「せせり」(390円)、「つくね」(390円)など定番串も揃う。「定番の鶏料理を外した」というサイドメニューには、ズワイガニを使った「贅沢エビカニ春巻き」(750円)、鹿児島県産の茶ブリを使った「ブリしゃぶ」(1300円)、昆布締め甘エビにホタテ・イカ・パインアップルを合わせた「海老スケッタ」(690円)など創意ある一品が並ぶ。炭焼き料理は、ただ食材を焼くだけでは終わらせず、オリジナルソースなどのひと手間を加えて一品料理として仕上げる。「STAND ソーセージ」(1200円)は、紫蘇・大葉・軟骨を練りこんだソーセージに、酒粕のアチャールを添えた人気の高い一皿だ。

ドリンクの名物は、自社製クラフトビール「一九クラフト」(1200円)。今治のブルワリーで仕込み、ホップを通常の3倍使用しながら度数を抑えることで、濃厚ながらも軽やかな味わいに仕上げている。焼酎(500円~)にも力を入れており、店名にちなんで、芋・麦・その他のカテゴリで計19種をラインナップ。特によく出る飲み方はソーダ割で、「美味しい焼酎がたくさん揃っているので、シンプルにソーダ割で楽しんでいただけたら」と黒瀧氏。そのほか、生ビール「サッポロ黒ラベル」(600円)、ハイボール(500円~)、サワー(600円~)、ワイン(グラス700円、ボトル4500円~)、日本酒(1300円~)と、幅広い品ぞろえとなっている。

「名物3色ササミ」。前日から自家製オイルに漬け込み、ジューシーに仕上げている

「海老スケッタ」は、昆布締め甘エビにホタテ・イカ・パインアップルをオリーブオイルで和え、クリームチーズを敷いた春巻きの皮にのせて、イクラをトッピングしたビジュアルも美しい一品。寿司職人出身のスタッフとともに、黒瀧氏が最も好むという甘エビの昆布締めから着想を得て開発された。土台が春巻きの皮なので軽やかに楽しめるのも特徴

店舗データ

店名 三茶一九ハナレ
住所 東京都世田谷区太子堂4-23-11 GEMS三軒茶屋 8F

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アクセス 三軒茶屋駅北口から徒歩2分
電話 03-5787-8301
営業時間 17:00~24:00
定休日 不定休
坪数客数 31坪53席
客単価 6500円
運営会社 合同会社コムステイタス
オープン日 2025年8月8日
関連リンク 三茶一九ハナレ(Instagram)
関連リンク BAR1919STAND三軒茶屋(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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