学芸大学の「ユメキュウ」が再始動！期待の27歳オーナーが手がける、何度も訪れたくなる使い勝手の良さが詰まった「大人の遊び場」、深夜は同業が集まるコミュニティに

「あの人がいるから行きたい」と思わせる店

「ユメノキュウサク 学芸大学店」は新宿店と同じく野菜串巻きをコンセプトとしていたが、今回のリニューアルで一新。「大人の遊び場」をテーマにした店づくりを行い、店名も呼びやすさから「ユメキュウ」に改めた。

業態転換の理由について宮内氏はこう説明する。「今後の店舗展開を見据えてオペレーション効率化を進めたかった。そのため、仕込みに手間がかかり、安価なイメージから単価を上げにくい串を手放し、居酒屋らしく多様なラインナップを揃えることに。さらに電子調理機器を積極的に導入し、スタッフにも短期間の指導で業務が定着する仕組みを構築。2人で運営可能な体制を整えました」。

目指したのは、特別な美味しさで競合店と差別化するのではなく、「あの人がいるから行きたい」と思わせる店。「気軽に訪れたいと思ってもらえるよう、お客様の視点で喜ばれる味や空間を追求し、使い勝手の良さを創り出していきました」。

11坪24席の店内。リニューアルを経て、内装はあえてカジュアルダウンしたという。同店の一番のウリは「人」。人の良さが生きるよう、壁沿いにあったカウンターを中央に配置換えし、お客と会話しながら接客できる環境を目指した

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