渋谷に「C’est ouf （セウフ）」が開業。「大人気」「嚔」の砂田兄弟、新店舗「Cherry Pick Hills」と同ビルに出店。手練れ料理人を主役にフレンチ×立ち飲みの「ヤバい」店！？

着席スタイルを検討するも、思った以上に立ち飲みがハマった！

ひっそりとオープンし、現在は知人が中心に来店する。噂を聞きつけた同業者の視察も多いという。康太氏は「想像以上にいい店になった」と満足気だ。「くまちゃんが腕を振るうコースの着席スタイルにすることも考えていましたが、思った以上に立ち飲みがハマっている。このまま立ち飲みにして、近くにまた別に物件を借りてそちらでコースの店をやるのもアリかも、なんて考えています」とも。熊谷氏にも手ごたえを聞くと、「お客様との距離の近い店なので、目の前で反応が見えるのが嬉しい。気を遣って言う『美味しいです』ではなく、自然に出てくる『うまっ！』というリアクション。もっと早くこういう環境に身を置くべきだったと思っています」と笑顔を見せる。

康太氏は「料理のクオリティは高いですが、それを『立って食べる』ということのバランスがまだまだ調整しきれていない」と課題を話す。想定客単価は5000～6000円だが、お客の反応や集客状況に応じて調整していきたいという。現在はプレオープン中だが、6月29日にグランドオープンとする予定だ。

大きな目標は、「C’est ouf」と「Cherry Pick Hills」、あわせて渋谷桜丘のシンボルとなる店にすること。さらに今後は熊谷氏の知見を活かし、既存店含め料理レベルの底上げを図り、チームとしてのさらなる成長を図りたい考えだ。

写真右から砂田康太氏、健太氏、熊谷友宏氏、長谷川翔平氏

（取材＝大関　まなみ）

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