一流の料理技術を立ち飲みに再構築。料理に合わせたワインが充実
店内はオープンキッチンを囲むコの字カウンター。今後、着席スタイルも検討しているが、プレオープンの現在はまずは立ち飲みとして営業する。フードメニューには、熊谷氏がレストランで培ってきた技術を「立ち飲み」に落とし込んで再構築した料理が13品、品数を絞って揃える。
例えば「ウフモレ ブルゴーニュ風」(1100円)、「蛸とpomme de terre」(1800円)、「麺 “Noir“」(1400円)といった創作性の高い品がある一方で、「鮮魚のポワレ」(2800円)といった、熊谷氏の”本気の火入れ“が見られる技術力勝負の品も。熊谷氏は「立ち飲みで働くのは初めて。立ち飲みではどういう料理が喜ばれるのか、そういった特性は砂田兄弟からたくさん教わりました。これまでレストランで自分の料理を追求してきましたが、僕は新しい価値観は柔軟に取り入れたいし、自分のスタイルに固執するつもりはありません」と話す。
ドリンクは料理に合わせてワインを充実させている。常時グラス10品ほどで1200円~。特に熊谷氏のなじみ客にはクラシックワインが好まれ、一方で上階の「Cherry Pick Hills」ではナチュラルワインがよく出ることから、双方をバランスよく用意する。それ以外も「生ビール」(Small 700円、Regular 1100円)、「レモンサワー」(800円)や本格焼酎(各種800円~)なども置いている。

「ウフモレ ブルゴーニュ風」は赤ワインに漬けた半熟卵にパセリバターを合わせている。居酒屋っぽさと、フランス・ブルゴーニュの郷土料理が融合した品

「ハンバーグのパートヴリック包み」(3200円)も人気の品。パートヴリックとは春巻きの皮のようなパリパリの素材。それでハンバーグを包んで焼き上げた
店舗データ
店名 | C'est ouf (セウフ) |
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住所 | 東京都渋谷区桜丘30-8 Shibuyahills B1F |
アクセス | 渋谷駅から徒歩8分、神泉駅から徒歩6分 |
営業時間 | 15:00~23:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 15坪20人 |
客単価 | 5000~6000円 |
オープン日 | 2025年5月14日(プレオープン)※6月29日にグランドオープン |
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