誰にとっても「最良の選択」ができるメニュー構成
営業時間は朝8時から23時まで。オープンから10時半までは朝食メニューを提供し、その後はグランドメニューで営業する。
グランドメニューはサラダからサイドディッシュ、メインディッシュの魚料理や肉料理、スープ、ごはんもの、パスタ、デザートまで。ブッダボウルをイメージして様々な具材を混ぜて楽しむ「食通風サラダ」(1500円)や「フレンチフライ」(800円)、「セビーチェ」(1000円)、自信作だという「チェリーピックハンバーグ」(1500円)、「コーンポタージュ」(700円)、「オムライス」(1100円)、パスタの「明太クリーム」(1200円)、「ベイクドチーズケーキ」(700円)など。あえて「これ」という名物はつくらず、何度も来たくなるようアイテムはバラつきを持たせた。
ドリンクは「生 Carlsberg」(700円)、「角SUNTORY」(600円)から各種ウイスキーやカクテル(800円~)、焼酎(各種750円)、ワイン(ASK)といったアルコールをメインに、コーヒーにもこだわり、「アメリカーノ」(600円)、「チェリーピックラテ」(650円)など。コーヒーに関するノウハウが薄かったためバリスタの知人に相談しながら、セミオートのエスプレッソマシンやグラインダーを導入。経堂「Raw Sugar Roast」から仕入れる豆を使用する。
朝食営業では「THE NIPPON BREAKFAST」(1980円)を提供。、焼き鮭を中心に9品を盛り付けたプレートとごはん、味噌汁のセットだ。「僕らはどうしても夜型生活になりがちですが、たまに気合を入れて早起きし、モーニングを食べると気分が上がる。朝に食べたいものを、家庭では用意できない品数でワンプレートに用意しました」と康太氏。
狙う客層は、近所に住む子連れや渋谷に遊びに来たカップルや友人同士、国内外の旅行者など様々。コーヒー1杯からしっかりお腹を満たせるランチ、酒とつまみでアルコール利用まで、利用シーンも選ばない構成だ。店名の「Cherry Pick Hills」は「Cherry」と「Hills」で地名の「桜丘」とかけているが、同時に「Cherry Pick」は「最良の選択」の意と砂田氏らは解釈している。誰にとっても「最良の選択」ができる店という思いが込められている。

「チェリーピックハンバーグ」。ファミレス定番のハンバーグも用意。ライスやバゲット、サラダ・スープのセットを組み合わせてしっかりとした食事として楽しめる

「THE NIPPON BREAKFAST」。日常の中のちょっと特別な朝食として楽しむほか、インバウンドにも味わってほしいという
店舗データ
店名 | Cherry Pick Hills(チェリーピックヒルズ) |
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住所 | 東京都渋谷区桜丘30-8 Shibuyahills 1F |
アクセス | 渋谷駅から徒歩8分、神泉駅から徒歩6分 |
営業時間 | 8:00~23:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 13坪(+テラス3坪)25席 |
客単価 | 600~3000円 |
オープン日 | 2025年4月3日 |
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