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狛江「普通の居酒屋」の新店、「地元の居酒屋」が成城学園前にオープン。鶏料理やかき揚げを名物に据え、居酒屋不毛の高級住宅街にあえて挑む

3月25日、高級住宅街で知られる成城学園前に「地元の居酒屋 成城」がオープンした。運営は、エー・ピーカンパニーやミナデインを経た田島悠太氏が創業したロマンズ(東京都狛江市)。総合居酒屋の狛江「普通の居酒屋」、マグロ居酒屋の二子玉川「マグロマン」に続く3店舗目となる。今回は、鶏料理をはじめとする「普通の居酒屋」の看板メニューを継承しながら、新たに「かき揚げ」を名物に加え、定番の居酒屋メニューを幅広く提供する。居酒屋が根付きにくいと言われる成城学園前だが、田島氏はここが地元。地域特性を熟知しており、競合が少ないとことをチャンスととらえて出店。さらなる店舗展開も図りつつ、同時に、2次産業や1次産業への参入にも意欲を示している。


狛江「普通の居酒屋」は、住宅街エリアながらも“ちょうどいい店”として日商30万円超

都心の喧騒を離れ、落ち着いた街並みと豊かな緑に包まれた高級住宅街、成城学園前。街全体に上品な雰囲気が漂い、駅前にもファミリーレストランや居酒屋チェーンはほぼなく、街の景観を守るためか大手コンビニの看板にも通常より控えめな色調デザインが施されているほど。そんな成城学園前駅から徒歩1分の場所に「地元の居酒屋 成城」が誕生した。

運営はロマンズ。代表の田島悠太氏はエー・ピーカンパニーやミナデインを経て、2022年11月、「普通の居酒屋 狛江」で独立。その半年後、2023年5月には二子玉川に魚仲卸「石司」から仕入れる良質なマグロを楽しめる「マグロマン」をオープンしている。

「普通の居酒屋」が位置する狛江も、成城学園前駅から2駅の閑静な住宅街が広がるエリアだ。昔ながらの個人店とチェーン店が多いなか、その中間の“ちょうどいい店”として独自のポジションを確立。鶏料理を名物に多彩な料理とドリンクを提供する総合居酒屋として、地元の幅広い客層から支持される繁盛店へと成長した。オープン当初の売り上げを1.5倍ほど押し上げ、現在では24坪の店内で平均日商30万円超を記録している。

成城学園前駅から徒歩1分、駅の南側に立地。ステンドグラスの看板が存在感を放っており、その“ステンド”の語源になぞらえ、街に溶け込む存在を目指している。看板のデザインは、渋谷「酒場きんぼし」のロゴなども手掛けたJUTA氏が担当

店舗データ

店名 地元の居酒屋 成城
住所 東京都世田谷区成城2‐33‐16

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アクセス 小田急線 成城学園前駅から徒歩1分
電話 03-6411-8446
営業時間 17:00~23:30(LO料理22:30、ドリンク23:00)土・祝日は16:00~23:30 (LO料理22:30 ドリンク23:00)
定休日 日曜
坪数客数 27坪49席
客単価 4000~4500円
運営会社 株式会社ロマンズ
オープン日 2025年3月25日
関連リンク 地元の居酒屋 成城(Instagram)
関連リンク 普通の居酒屋 狛江(記事)
関連リンク マグロマン(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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