日本橋に「MARUYAMA」が開業。「ランタン」「サンカントサンク」のシェルシュ丸山智博氏による居酒屋集大成、日本の豊かさの象徴“水”をテーマに和酒やフレンチ×和の創作料理

居酒屋をアップデート。将来はここで育てた居酒屋文化を海外へ

メニューからもわかるように、同店が主にターゲットとするのは近隣のオフィスワーカーや海外からのゲストだ。「LANTERNE」の単価は5000円ほどだが、同店はややアッパーな8000円に設定し、より感度の高い層を取り込む。

丸山氏が目指すのは、居酒屋文化をアップデートし、世界へ発信することだ。「この店を通じて、居酒屋業界の地位向上にも寄与したい。例えば料理人が『星付きレストランで修業していました』と言うのと同じくらい、『居酒屋で修業していました』と言うことが箔のつく事実になれるような、そんな世界を実現していけたら」と丸山氏。将来的には、ここで育てた居酒屋文化を海外へ持っていけたら、という夢も語ってくれた。

シェルシュ代表の丸山智博氏

（取材＝大関　まなみ）

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