おでんは好評だけど期間限定。目指すのは「女性でもしっかり稼げる組織」
現在は「ARALE」からのお客や飲食店仲間を中心に来店があるという。お客からおでんの評価は高く「このままおでん屋で営業すればいいのでは」という声もあるというが、飯泉氏は「もともとエスニック酒場がやりたかったので、おでんは予定通り3月まで。今のうちに来店してほしい」と呼びかける。
エスニック酒場としてリニューアルした後は、「ARALE」のお客を流す場所というよりは渋谷とはまた別の客層を開拓していきたい考えだ。現在、8坪の「ARALE」の月商は350万~400万円。「『ARALE』は駅から離れた静かな場所ということもあり、日によってブレが大きい。この恵比寿の店は駅から近い商店街で立地はいいので、その倍は売りたいです」と意気込む。
「2店舗目を出してよかった。独立してから6年、なかなか次に進むのに腰が重かったけど、やってみたら意外とできるなって思いました。もしかしたら次の展開は早いかもしれません」と飯泉氏は微笑む。とはいえ同氏が重視するのは「人ありき」で、この思いは独立前から変わらないという。「意図したわけではありませんが、うちは自然と女性スタッフが多く集まっています。男性もびっくりするような給料を出せる組織にして、女性でも飲食業界で稼げることを示していきたい。そのためにも店舗展開は必要かと思います」と飯泉氏は話す。
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前列左から代表の飯泉温子氏、店長の猪俣 萌氏、立ち上げからのメンバーの島田佐智氏。後列左がスタッフの木村明日香氏、右が後藤美佐子氏。女性スタッフ中心で和気あいあいとした雰囲気だが、今年から男性スタッフも加入。「女子校みたいなノリでふざけ過ぎちゃうことも多いので、男性がいると少しおしとやかになれるのでよかったです(笑)」と飯泉氏
(取材=大関 まなみ)
店舗データ
店名 | えびすのアラレ |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿西1-7-15 KATOHビル203 |
アクセス | 恵比寿駅から徒歩5分 |
電話 | 03-6277-5074 |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 9坪弱19席 |
客単価 | 3500~4000円 |
オープン日 | 2025年1月23日 |
関連リンク | ARALE(記事) |
関連リンク | えびすのアラレ(Instagram) |