「かつお食堂」直伝の出汁にハーブを利かせたエスニック風おでん
現在のおでん酒場のラインナップについて、おでんは「ARALEのおでん」と「ARALEの屋台おでん」の2つに大別される。「ARALEのおでん」は、「あさりとトマトのおでん」(700円)や「揚げ春巻きとハーブのおでん」(700円)、「薬膳スペアリブのおでん」(800円)といった一皿ごとに仕上げるエスニック風に創作したおでん。「ARALEの屋台おでん」は、カウンター上の大鍋で煮えるクイックに提供できる品々で、「だいこん」「たまご」(各300円)、「栃尾あげ」「手羽先」(450円)、「ツブ貝」「イイダゴ」(各500円)といった定番ネタが中心だが、店長の猪俣 萌(めばえ)氏が中華料理出身であることから、「めばえ店長の焼売」(450円)といったおでんも。おでんに使用する出汁は、和風出汁をベースにしつつレモングラスやバイマックルのハーブを使ったエスニック風に仕上げており、「イメージはベトナムのフォーのスープ」と飯泉氏。ベースの出汁は「ARALE」と同じビルで営業する「かつお食堂」から教わったカツオ出汁に、鶏や貝も加えてハーブとの調和を図っている。飯泉氏がベトナムで食べた味を再現できるという「ホーチミンのファミマのおでんになる調味料(辛)」(200円)で、酸味と辛味を加える味変も可能だ。
さらに、おでんの脇を固めるメニューがのりまきだ。「ARALEのガパオ巻 とろ~り卵黄」(700円)といったエスニック風や、「サーモンといくらちゃん」(800円)まで。「のりまきもいつかやりたいと思っていて、今回、おでんが和なので合う!と思いラインナップしました」と飯泉氏。
それ以外にも、やみつき味のうずらが7個の「麻薬ドラゴンボール」(500円)、ガツ刺しの「ねぎまみれのガツちゃん」(500円)といったつまみや「和風だしグリーンカレー」(1200円)などの〆、デザートまで用意。
ドリンクは、「生ビール(マルエフ)」(700円)から、ウイスキー、サワー、お茶割り、焼酎などは1杯600~880円、日本酒(一合680~990円)など幅広く揃える。特に、「濃縮へべすサワー」(700円)、梅昆布茶を使った「梅茶(バイチャ)サワー」(600円)、「梅干しすっぱまんサワー」(750円)などが特にオススメだ。
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「アラレちゃんの元気玉」(550円)。エビしんじょうにカラフルなぶぶあられをまとわせた創作おでん
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「ARALEのガパオ巻 とろ~り卵黄」。「ARALE」で人気のガパオライスをのりまきに仕立てた
店舗データ
店名 | えびすのアラレ |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿西1-7-15 KATOHビル203 |
アクセス | 恵比寿駅から徒歩5分 |
電話 | 03-6277-5074 |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 9坪弱19席 |
客単価 | 3500~4000円 |
オープン日 | 2025年1月23日 |
関連リンク | ARALE(記事) |
関連リンク | えびすのアラレ(Instagram) |