あくまで「居酒屋」、定番をとびきり美味しく
そしてあくまで「居酒屋」であることも同店の矜持だ。「高級食材を使ったレストランや割烹ではなく、馴染み深い定番メニューを中心としたラインナップです。ただ、馴染み深いものでもよい素材を厳選し、手間暇かけた調理で価値を感じてもらえるようにしています」と松永氏は胸を張る。
料理のメニュー表には、まずは「生本鮪」「天然鰤」「のどぐろ」などのお造りが並び、「大海老(天ぷらorフライ)」「松葉蟹せいこ蟹 食べ比べ」「白子とあん肝 合い盛りポン酢」「鮑と木の子 肝バターソース」など、旬の魚を使った品が目立つ。それ以外にも「生ハムアスパラ巻きとデコポン」「里芋唐揚げ」「和牛焼しゃぶ~すき焼き仕立て~」など、多彩なラインナップだ。「デミ煮込みハンバーグ」「マカロニサラダ」「肉厚ハムカツ」など馴染み深い料理も多く、「ほっけ」といった庶民的な料理も、ほっけを厳選するなどワンランク上の味わいに仕立てている。
「好きなものを好きなだけ」のテーマに沿って、特に名物も打ち出さず、各々の好みや利用シーンに合わせてチョイスができるラインナップを意識している。「連れの方とそれぞれ違うものを選んでもらっても構いません」と松永氏。スタッフの手数は増えるが、それ以上にお客の満足を重視したいという。先述の通り料理に値段の記載はないが、オススメが一通り楽しめるコースは1万2000円で設定している。ドリンクと合わせて客単価は1万5000~2万円以上の想定だ。
ドリンクに関しては値段を示している。生ビールは「サントリーマスターズドリーム」(1000円)に、グラスワイン、日本酒、ウイスキー、サワー、お茶割り、焼酎、クラフトジンなどで1杯800円~。ボトルのワインやシャンパンの高級ラインも充実する。

昔懐かしいたこさんウインナーの「赤ウインナー玉子とじ」。ウインナーはたこ状にしたときに最も足がカールするものを厳選したという

〆のメニューも豊富に用意し、1人前ポーションで提供するので各々で好きなものが楽しめる。写真は「牛すじカレー」と「中華そば」
店舗データ
店名 | 赤坂 港かっぽれ |
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住所 | 東京都港区赤坂5-5-18 auspice赤坂 2F |
アクセス | 千代田線赤坂駅7番出口から徒歩2分 |
電話 | 03-6277-6090 |
営業時間 | 17:30~24:30 |
定休日 | 不定休、年末年始 |
坪数客数 | 50坪45席 |
客単価 | 1万5000~2万円超 |
運営会社 | 株式会社TMD |
オープン日 | 2024年12月20日 |
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