浅草に「nacol」が開業。生ハムを主軸に組み立てたおまかせコースで坪月商45万円のヒット。21歳で独立し12年、二度の移転を経てたどり着いたオーナーの真骨頂！

夢は自家製生ハムと世界各地の生ハムとの饗宴

オープンして約4カ月になるが、順調に口コミが広がり、前店舗の常連客以外にも新しいお客を掴み、現在、坪月商45万円と好調だ。「自分のやりたい完成図をしっかり描いた上で「nacol」を始めたので、このままブレることなく続けていこうと思います。当初、思い描いていたように、お客様に伝えたいことがちゃんと届いていると日々感じています」と現在の手応えについて家亀氏は話す。

今後の展望は自家製の生ハムを作ることだ。「今は、ただ出来上がった生ハムを切っているだけですが、いずれは自分自身で生ハムをつくることが完成形かなと思います。例えば、すぐそばに生ハムがいっぱいぶら下がっていて、それをお客様に見せて食べてもらったらおもしろいですよね」と話す家亀氏。まだまだ「nacol」の進化は止まりそうにない。

オーナーの家亀智裕氏。物腰の柔らかな人柄にファンになる人も多い

（取材＝小田中 雅子）

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