名物のお好み焼きは具を上にのせて「単価の取れる商品」に
店内は居抜きで鉄板焼きの設備が揃っていたため、同じく鉄板焼き業態に。一部、装飾を加えたのみで大きな造作は加えずに開業した。
同社にとって鉄板焼き業態は初めて。お好み焼き研修を受けるなどしながら基礎を固めつつ、夏木氏と桑野氏が兵庫県出身であり、さらに桑野氏は鉄板焼き文化の根付いた神戸・長田が地元であることから、長田の鉄板焼き文化を取り入れたメニューを交えた。
名物と謳うのは「噺スペシャル」(1760円)。焼きそばを焼き込んだお好み焼き、関西で言うところの「モダン焼き」に、魚介のバターソテーをゴロゴロとのせた品だ。「通常は生地と一緒に具を焼きこむのですが、あえて具を上からのせることで動きのあるビジュアルに。見た目の豪華さで、単価の取れる仕立てにしました」と夏木氏。また、「ぼっかけスジ玉」(1430円)もそれに次ぐ名物で、長田名物の「ぼっかけ」をやはり上からトッピングし存在感ある見た目だ。それ以外にも、お好み焼きは「豚玉」(874円)、「九条ネギ玉」(1100円)など。昨今のブームであるもんじゃも用意し、「明太もちチーズもんじゃ」(1518円)、「豚カレーもんじゃ」(1298円)など。もんじゃに慣れ親しんだ20代の若い層も取り込みたい狙いだ。「鉄板とんぺい焼き」(858円)、「コーンバター」(418円)といった粉モノ以外の鉄板焼きや、鉄板焼きの焼き上がりまでに楽しめる「セロリの浅漬け」「キムチ」(各418円)などのクイックメニューも揃う。「鉄板焼き業態は初めてなので、まずはスタンダードなメニューから始めました。周辺に住んでいる人も多いので、今後は、何度も来てもらうため月替わりメニューも投入し、飽きさせない構成にしていきたい」(夏木氏)。
ドリンクは「YEBISU」の「生ビール」(638)、「ハイボール」(605円)、各種サワー(550円~)、焼酎(各種605円)、日本酒(各種グラス990円~)、「ハウスワイン」(770円)、ソフトドリンク(各種550円)など幅広く用意。「炭火と酒と肴 七福八郎」で人気の漬け込みジンを使ったドリンクもブラッシュアップし、「黒胡椒ジンソーダ」「クローブ&シナモンコーク」「ローズマリージントニック」(各770円)など揃える。
店舗データ
店名 | 酒と鉄板 噺 新宿御苑店 |
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住所 | 東京都新宿区新宿1-32-1 苑フタミビル 1F |
アクセス | 新宿御苑駅2番出口から徒歩3分、新宿三丁目駅C8出口から徒歩8分 |
電話 | 03-6380-4812 |
営業時間 | 【月~木・日・祝日・祝前日・祝後日】17:00~25:00【金・土】17:00~27:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 15坪36席 |
客単価 | 3500円 |
運営会社 | LDWorks株式会社 |
オープン日 | 2024年7月4日 |
関連リンク | 炭火と酒と肴 七福八郎(記事) |
関連リンク | 酒と鉄板 噺(Instagram) |