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中野新橋に「炭火と酒と肴 七福八郎」がオープン。東新宿に続く同ブランド2店舗目、駅遠の住宅街立地でもウェブ販促を駆使し、地域密着店として早速話題に!

7月25日、中野新橋に「炭火と酒と肴 七福八郎」がオープンした。運営は、DREAM ONやカームデザインの卒業生である夏木拓郎氏率いるLDWorks(東京都新宿区)。「炭火と酒と肴 七福八郎」ブランドは東新宿に続く2店舗目だ。今回はどの駅からも徒歩10分以上かかる住宅地であるが、「ライバルが少なく、ウェブ販促のポテンシャルが高い穴場立地」として開業を決めた。外からの目的来店も多い東新宿店は尖ったメニューも多いのに対し、住宅立地の中野新橋では「ザ・居酒屋」をテーマに、奇をてらわない馴染みある品を取り揃え地元住民の日常使いを狙う。


前オーナーから買い取って業態転換で出店することで、コストを抑制

丸の内線中野新橋駅と大江戸線西新宿五丁目駅の間。住所にして中野区弥生町の閑静な住宅街にオープンした「炭火と酒と肴 七福八郎」。いずれも駅からは徒歩10分はかかるチャレンジングな立地だが、LDWorks代表の夏木拓郎氏は「僕はこの辺に住んでいたことがあるのですが、住民は多いのに飲食店が極端に少ない。特にMEOに力を入れている店がほとんどなく、そこに勝機があると睨みました」と話す。

夏木氏はDREAM ONやカームデザインといった気鋭の飲食グループを経て、販促デザイン事業で独立。その後、神奈川・座間と兵庫・明石に「CAFE NICOLA(カフェ ニコラ)」を、東新宿に「炭火と酒と肴 七福八郎」と「炭火イタリアンIMP(インプ)」を出店し飲食店経営も展開。現在は事業譲渡を進め、東新宿の「炭火と酒と肴 七福八郎」の1店舗を直営しており、同店は9坪で月商450万円、FLRは 50%台をキープするなど業績は好調だ。

同社が新規出店をする際は、物件を探して契約し、そこで店をつくるという一般的なフローではなく、もともと運営していた飲食店を買い取り、それを業態転換するというスタイルを取っている。「居抜き以上に開業費用を抑えられて投資回収を早めることができる」と夏木氏。今回も同様で、もともと居酒屋としていた店舗を買い取り、「炭火と酒と肴 七福八郎」にリニューアルしてオープンした。前身の居酒屋はドラマセットとして使われていたという変わった形の物件で、駅から遠い住宅街ゆえ家賃が安いことが魅力。ストック場所が多く取れ、好調につきキャパオーバーしつつある東新宿店の仕込みを行えることも決め手になったという。

中野新橋駅から徒歩10分、西新宿五丁目駅からは徒歩14分。住宅街の小道にやさしい明かりが灯る

ドラマ「きのう何食べた?」の撮影セットとして作られた空間はややクセのある構造。夏木氏が選んだ小道具を散りばめ、雰囲気を高めている。奥には個室風の空間や座敷席も配備

店舗データ

店名 炭火と酒と肴 七福八郎(しちふくはちろう)中野新橋店
住所 東京都中野区弥生町1-40-4 サープラスヨコイ 1F

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アクセス 中野新橋駅から徒歩10分
電話 03-6300-6786
営業時間 17:00~23:00
定休日 不定休
坪数客数 13坪38席
客単価 3500円
運営会社 LDWorks株式会社
オープン日 2023年7月25日
関連リンク 炭火イタリアンIMP(記事)
関連リンク 炭火と酒と肴 七福八郎 中野新橋店(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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