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渋谷に「Spice Theater (スパイスシアター)」が開業。札幌飲食の雄・BUNSの「倉庫カリー」がプロダクトオブタイムとタッグを組み、クラフトビール×カレーのビストロへ進化


昼業態をやる意義を実感、今後もカレー業態を積極展開予定

「この宮益坂近辺は手ごろな価格のチェーンの飲食店が多い。『今日は気分の上がるランチが食べたい!』という時に来店してほしい。ランチをする中で店内のビールタップを見て『ビールもあるんだ』と気づいてもらい、夜の利用につながったら嬉しいですね」と千氏。「あくまでカレー屋だが、夜もカレーやタパスで飲める店。食事利用も飲み利用もできる、今までのカレー店とは違ったスタイルを提案したい」とも話す。

今後もこの「Spice Theater」は展開予定で、すでに来年に別の商業施設への出店も決まっている。さらに街場での出店も検討中で、特に間借り時代のファンがいる五反田は狙うところだという。「私がここ数年、店づくりでこだわっているのが“ストリート感”。カレーも日本人にとってストリートフードなので、そこにも魅力を感じた。さらに、去年3月にオープンしたベーカリーカフェ『SAISON』は当社で初の昼メインの店となりましたが、育児と両立するスタッフが働きやすくなったことや、酒場では会えない新しい客層を開拓できたことなど、昼の店をやる意義も実感した。カレーも同様に昼に強いアイテムなので、高原さんの力を借りながらこれからもブラッシュアップしていきたい」と千氏は意気込む。

写真左がプロダクトオブタイム代表の千 倫義氏、右がBUNS代表の高原健一郎氏。互いに飲食店を展開し、同い年ということもあり意気投合した

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 Spice Theater(スパイスシアター)
住所 東京都渋谷区渋谷2-17-1渋谷アクシュ1階

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アクセス 渋谷駅ヒカリエ口からすぐ
電話 03-6805-0285
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休
坪数客数 23坪41席
客単価 ランチ1300円、ディナー3000円少々
運営会社 株式会社プロダクトオブタイム
オープン日 2024年7月8日
関連リンク SAISON(記事)
関連リンク ヌードルハウスランドリー(記事)
関連リンク 千 倫義氏インタビュー(記事)
関連ページ Spice Theater(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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