「むじょか生サバ刺」と「本マグロ赤身刺」など海鮮から焼売、煮込み、おでんまで
フードは海鮮を主体に、「雲ガクレ」からの名物である焼売や煮込みやおでん、〆のタコスなどバラエティ豊かな品揃えだ。「最初の『雲ガクレ』は僕と友人の富田、内藤の3人で始めた。料理人のいないチームでしたが、その後、加わった有賀や大木は調理経験が豊富で、料理の底上げができました。海鮮がウリでありつつも色々なジャンルの料理が入り混じるのは、皆の得意分野を詰め込んだから。僕らチームの集大成的なラインナップになっています」と大河内氏。
ウリとなる海鮮は、酢締めをしない油ののった「むじょか生サバ刺」(1150円)と、厳選した上質な赤身の「本マグロ赤身刺」(1200円)の2本柱を筆頭に、その日の鮮魚刺しが揃う。スタッフの有賀氏は吉祥寺「じゅん粋」や西荻窪「すっぴん」「サイコロ」などを展開するバカワライで居酒屋の基礎を学び、同店の開業前の数週間は広島の海鮮居酒屋「魚寅」でも修業した。そこで海鮮のノウハウを学び、メニューに生かしている。
それ以外にも、「雲ガクレ」からの名物である焼売は「雲バナレ」出店時にブラッシュアップしており、同じものをラインナップ。「真珠蒸」(500円)は、大河内氏の母の味であるというショウガの効いた餡に米をまとわせ蒸した焼売だ。「雲焼売」(500円)は大阪の某有名肉まんをイメージした餡を、上と下から2枚の皮を包んで雲のような見た目に仕上げた品。他、「大根」(300円)、「玉子」(200円)、「ちくわ」(180円)、「ゴルゴンコンニャク」(300円)などのおでんや、カウンターの鍋からクイックに提供する「辛辛もつ煮」(580円)、ポルチーニソースの「冷製クリーム大根」(600円)、阿波牛などを使用する「黒毛和牛 上モモステーキ」(1850円)、〆の「海鮮巻き」(750円)、スタッフ内藤氏特製のタルタルソースをかけた「アジフライ」「カキフライ」(各600円)など。大河内氏が「裏名物」と太鼓判を押すタコスは「和メリカン」「メキシカン」(各600円)の2品で、スタッフ富田氏の特製だ。「とても評判がよく、既存店では食べて飲んだ最後にタコスで〆るのが定番になっています」。
ドリンクは幅広く用意する。生ビールは「スーパードライ」(630円)と「ヒューガルデン」(770円)、「ハイボール」(630円)はプレミアラインのウイスキー、「ブッシュミルズ シングルモルト10年」を使っていることが自慢だ。店名を冠した「雲隠レサワー」(630円)は、紫蘇ふりかけの「ゆかり」のメーカーが製造する「ゆかり」風味のシロップを割ったサワー。焼酎は「CHILL GREEN」(650円)、「カルダモンTake7」(680円)などが特に人気だという。海鮮に合わせて日本酒も充実させており、8品ほどのラインナップで730円~。
※フードの価格は5/23現在のもの、今後少々の変更の可能性あり
店舗データ
店名 | 雲隠レ |
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住所 | 東京都渋谷区道玄坂2-7-3 三喜ビル2F |
アクセス | 京王井の頭線渋谷駅から徒歩10秒 |
電話 | 03-6427-0808 |
営業時間 | 17:30~00:00(LO料理22:45、ドリンク23:15) |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 15坪34席 |
客単価 | 3500~4000円 |
オープン日 | 2024年5月3日 |
関連リンク | 雲ガクレ(記事) |
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