原宿の象徴ともいえるファッションビル「ラフォーレ原宿」や「東急プラザ表参道原宿」がすぐ近くに位置する神宮前交差点。その「東急プラザ表参道原宿」の向かいにオープンしたのが「東急プラザ原宿『ハラカド』」だ。「ハラカド」の開業に伴い、「東急プラザ表参道原宿」は「オモカド」と呼称を変更した。
フースタ的・注目フロアは5階。居酒屋・バル業態を中心に11の飲食テナントがオープンする。
「TOKYO MEAT酒場」はイタリアン業態を展開するイタリアンイノベーションクッチーナの最新店舗。創業者の四家公明氏から新社長の青木秀一氏にバトンタッチして3年が経とうとしている。時代に合わせたイタリアン酒場が原宿に登場だ。
「原宿牡蠣屋TokyoSeaFood」はフォースターが運営。渋谷「スパイラル」やほぼ新宿のれん街「ヤキガキヤ oyster&wine」など牡蠣業態を展開する。今回も店名の通り牡蠣尽くしのバルで、様々な店舗が並ぶ横丁内で牡蠣というコンテンツはひときわ集客力を放ちそうだ。
吉祥寺ハモニカ横丁のプロデューサー、ビデオインフォメーションセンターも出店。隈研吾デザインのファサードが目を引く「トーキングゴリラ」は、ローストチキンと焼鳥の立ち飲みだ。
代々木上原のミシュラン店「sio」の鳥羽周作氏が手掛ける「FAMiRES」にも注目が集まりそうだ。「新時代のファミリーレストラン」をコンセプトにしたネオファミレスということだ。
ほか、原宿で昭和41年に創業し地域で愛されてきた町中華「紫金飯店」の出店や、ラーメンの「一風堂」、韓国発のフライドチキン店「カンブチキン」など多彩なテナントがシームレスな横丁スタイルで入る。居酒屋不毛地帯の原宿で新たな”飲みスポット”となるか、注目したい。