名物は素材にこだわった本格パスタと“飲めるパンケーキ”
11時にオープンしてクローズは22時。アイドルタイムの無い営業となり、11時~17時まではランチ・ティータイム、17時からディナータイムとなっている。ランチタイムが長く、周辺の昼休みが交代制になっているワーカー達に好評だという。ランチのメインとなっているのはパスタ。系列にイタリアンビストロがある強みを生かし、本格的なパスタを提供している。「最高金賞“さわとまと”をたっぷり使用したフルーツトマトソース」(1200円)、「千葉・香取“ホルスファーム”直送バジル ジェノベーゼ芹と小柱」(1200円)といったパスタには旬だけでなく、生産者にもこだわった食材を使っている。
そして、行列ができる人気メニューがパンケーキだ。パンケーキを主力メニューに選んだ理由として「カフェの名物を作ろうとさまざまなメニューを考える中で、数年前から長くブームが続いているパンケーキは、今後の展開にも必ず必要になると考えました」と遠田氏は話す。“飲めるパンケーキ”と名づけたパンケーキはメレンゲをたっぷり使用し、ボリュームがあるが、フワッと溶ける食べ心地の軽さが特徴。オペレーションにも工夫があり、作り手が変わっても同じクオリティに維持できることにこだわり、吉田氏と遠田氏が幾度も試作を繰り返し、商品開発を行なったという。プレーンな「クラシックパンケーキ」(1100円)も好評だが、やはり一番人気は「たっぷり苺のパンケーキ」(1600円)。ふわふわのパンケーキにイチゴソースと生のイチゴをトッピング。スイーツ好きの女性の心を掴んだ一品だ。さらにテイクアウトも可能な生ドーナツも用意。「濃厚カスタード」(290円)、「フランボワーズ」(390円)など。イタリア菓子の“ボンボローネ”のイメージで、生地にカボチャを練り込んだほんのり甘い揚げドーナツに、それぞれのクリームを詰めたものだ。
ディナータイムはイタリアンバルとして「旬のフルーツとマスカルポーネと美味しい塩」(690円)「自家製パテ・ド・カンパーニュ」(840円)といったお酒が進むタパスや、「国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」(2,490円)などの本格的なメイン料理が用意され、しっかり飲みたい、食べたい層の需要を満たす。イタリアンバルに欠かせないワインはナチュールワインにこだわり、有機栽培されたブドウを使ったワインなどを厳選してラインナップ。サワーも手の込んだシロップやトッピングなどに工夫し、他店と差別化している。
店舗データ
店名 | Caldo(カルド) |
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住所 | 東京都新宿区西新宿7-8-6 新宿ヴィンテージビル1F |
アクセス | 新宿駅から徒歩5分 |
電話 | 03-5937-0107 |
営業時間 | 11:00~22:00(LO21:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 18坪 37席 |
客単価 | ランチ1800円〜2000円、ディナー5000円 |
運営会社 | 株式会社絶好調 |
オープン日 | 2024年1月28日 |
関連リンク | Caldo 公式HP |
関連リンク | Caldo Instagram |