あえて知らない土地で挑戦することで、海外でも通用する素地を身に着ける
「飲食はまったくのド素人だったので、規模の大きい企業で基礎を学ぼうと思ったんです。面接時『4年で独立する』と言って入社しました」。洋食業態のブランドディレクターを務めたのち、新店舗の立ち上げを4回経験。飲食店経営のノウハウを身に着け、宣言通り4年後に退職し、2014年、千葉にオープンしたのが「NEO JAPANESE STANDARD」だ。「千葉は縁もゆかりもない土地でしたが、海外で成功するには誰も知らない土地で成功する能力が必要だと考えました。あえて誰も知らない土地で挑戦し、海外でも通用するような力を付けたかった」。蟻川氏の原点である「青二才」に店づくりで協力を仰ぎながら、日本酒を気軽に楽しめる「日本酒バル」を創業。店名の「NEO JAPANESE STANDARD」は、“海外でもわかる店名を”という思いを込めている。
当時は「日本酒バル」という業態は珍しく、ましてや馴染みのない千葉でやることには周囲からは反対の声もあったという。オープン当初は鳴かず飛ばずだったものの、3か月後から徐々にお客が付き、半年後から売上が伸び始める。1年後には20坪で月商600万円を達成。その後も右肩上がりで成長し、現在の月商はおよそ700万円だ。「当社のモットーは『人で勝つ、アナログで勝つ』ということ。スタッフを何よりの店の魅力としてきたことが評価されたのではないかと思っています」。
店舗データ
店名 | NEO JAPANESE STANDARD 立川店 |
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住所 | 東京都立川市錦町1-2-13 杉浦ビル 1F |
アクセス | 立川駅から徒歩4分 |
電話 | 042-595-8522 |
営業時間 | 【平日・日曜】17:00~26:00【金・土】17:00~27:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 14坪30席(テラス2席含む) |
客単価 | 4000~5000円 |
運営会社 | 株式会社JAPSY |
オープン日 | 2022年9月26日 |
関連リンク | NEO JAPANESE STANDARD 立川店(Instagram) |
関連リンク | JAPSY(HP) |