目指すのは「その土地に合わせた食堂」。国分寺への恩返しを込めて街を飲食で盛り上げる!
栗原氏が大切にしたのは「国分寺らしさ」。「中目黒の街に憧れがあって、本当はそこで店をやりたかったんです。でも、何の縁もない場所で開業しても苦労するだろうし、そもそも激戦区の中目黒で何の実績もない僕が物件も借りられる可能性は低い。長年、様々な縁を築いてきた国分寺でスタートしよう、そして、国分寺に育ててくれた恩返しをしよう、と考えました」。目指したのは、その土地に合わせた食堂。「僕が大好きな店、恵比寿の『創和堂』は、まさに恵比寿にいる人達がふらりと訪れて、食堂のように使える店だと思っています。ここはその国分寺バージョン。国分寺に合わせて、国分寺の人達が気軽に使えることを重視しています」と栗原氏。
まずは店を根付かせ、5年後には業務委託からの独立を視野に入れる。国分寺ではあと2店舗を展開して力を付け、その後は中目黒など都心にも挑戦したい考えだ。「地元の人に愛されるのはもちろん、外からもわざわざ人を呼べるような店にして、国分寺の飲食シーンを盛り上げたい」と栗原氏は意気込む。
(取材=大関 まなみ)
店舗データ
店名 | 食堂 猿乃拳(モンキーパンチ) |
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住所 | 東京都国分寺市本町4-1-10 B1F |
アクセス | 国分寺駅から徒歩3分 |
電話 | 042-312-4777 |
営業時間 | 17:30~23:00 |
定休日 | 火曜 |
坪数客数 | 30坪67席+立ち飲み |
客単価 | 4000~5000円 |
運営会社 | 株式会社猿屋一家(同社から栗原 遼氏が業務委託を受けて運営) |
オープン日 | 2022年4月4日 |
関連リンク | 食堂 猿乃拳(Instagram) |