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国分寺に「食堂 猿乃拳(モンキーパンチ)」がオープン!猿屋一家から社内独立、26歳若手オーナーによる、「うまい白米」と米に合うつまみを揃えた食堂酒場

4月4日、国分寺に「食堂 猿乃拳(モンキーパンチ)」がオープンした。「毎日来れる大衆食堂」を目指し、1日5回の定時に炊き上がる羽釜炊きの白米と、米に合うつまみが自慢の食堂酒場だ。オーナーは現在26歳の栗原 遼氏、国分寺を中心に飲食店を展開する猿屋一家からの社内独立。栗原氏は「国分寺の飲食シーンを盛り上げる!」と意気込み十分だ。


「猿酔家」に衝撃を受け、大学を辞めて猿屋一家へ。仲間とともに独立

国分寺を中心に居酒屋などの飲食店を展開する猿屋一家(東京都国分寺市、代表取締役:藤野裕章氏)。同社では「35歳定年制」を提唱し、若手の独立を促進。実際に数々の若手経営者を輩出してきたグループだ。「食堂 猿乃拳」も、同社から社内独立のかたちでオープンした店のひとつ。創業店「国分寺 猿酔家(さすけ)」の同じフロアすぐ隣、建物の地下1階、薄暗い通路の先に店を構える。

猿屋一家から業務委託のかたちで同店を運営するのは、オーナーの栗原 遼氏。国分寺出身の26歳だ。高校生時代、飲食店でアルバイトをした際にその楽しさに目覚め、将来は自分の店を持ちたいと考えるようになったという。転機となったのは、20歳の頃、同級生の斉藤広朗氏と訪れた「猿酔家」。「格好いい、美味しい、楽しい。すべてが揃ったお店でした。斉藤も同じく衝撃を受けたようで、2人でいつかこの店を超える店を作ろう!と誓いました」。栗原氏は通っていた大学を辞め、猿屋一家にアルバイトとして入店。その後、社員となり23歳の時に「猿酔家」で店長に就任。ちょうどその頃、斉藤氏も大学を辞めて調理技術を磨くべく京都・祇園の割烹で料理修業を始めた。

それから栗原氏は猿屋一家に計6年在籍。「猿酔家」での勤務のほか、ベトナム・ホーチミンで「酒場サスケ」の立ち上げや、国分寺の「#サカバサル」の店長、各店を統括するエリアマネージャーも経験。「28歳で独立」を目標に、同社での学びを深める日々を過ごした。この度、「猿酔家」の隣の物件が開いたことから栗原氏に白羽の矢が立った。京都の割烹から同じく猿屋一家へ入っていた斉藤氏、そして栗原氏らとはひとつ年下で猿屋一家のスタッフであった作左部軸丸氏とともに「猿乃拳」を立ち上げた。栗原氏は現在26歳。目標の28歳よりもやや早く、独立を果たすこととなった。

駅から近くのマンションの地下で、かなりわかりにくい入口。写真奥の扉が「猿乃拳」、さらにその奥に「猿酔家」がある

オープンなカウンターを中心に、立ち飲みスペース、小上がり、ハイスツールのコミュニティテーブル、半個室など多彩な席配置だが、すべてテーブルの高さを揃えて統一感を出している。一方でカウンターの鍋やどぶ漬け、ネタケースなど小物を散りばめて雑多な雰囲気も演出する

店舗データ

店名 食堂 猿乃拳(モンキーパンチ)
住所 東京都国分寺市本町4-1-10 B1F

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アクセス 国分寺駅から徒歩3分
電話 042-312-4777
営業時間 17:30~23:00
定休日 火曜
坪数客数 30坪67席+立ち飲み
客単価 4000~5000円
運営会社 株式会社猿屋一家(同社から栗原 遼氏が業務委託を受けて運営)
オープン日 2022年4月4日
関連リンク 食堂 猿乃拳(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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