料理とアルコールのコンセプトは「色んなものを少しずつ」
店名の“小料理酒場”とは、きちんと手間をかけて作った料理を、カジュアルな雰囲気で楽しんでほしいという願いが込められた、同店のコンセプトでもある。料理はまだ固定してはいないというが、「おまかせ刺身盛り合わせ」(950円)や旬の野菜で作る「おひたし」(350円)などの定番をはじめ、生でも食べられる新鮮なまぐろホホ肉にさっと火を通し、ごま油、レモン汁、塩でシンプルに味わう「まぐろホホ肉の炙り」(680円)、出汁で炊き、芯まで味を含ませた里芋に片栗粉をまぶして揚げ、仕上げにクミンパウダーをまとわせた「クミン香る小芋の出汁煮揚げ」(500円)など、さまざまな業態で腕を磨いた真船氏ならではのオリジナリティ豊かなメニューが揃う。
料理長を務めていた葡萄屋の店舗では60品に及ぶ料理を提供しており、いずれひとりで厨房を効率的に回すシミュレーションをしながら仕事をしていたと話す真船氏。「仕込みさえきちんとしておけば、注文が入った際に仕上げて提供できるものを選んでいます。僕自身がいろんな料理やお酒を少しずつ食べたり、飲んだりすることが好きなので、できれば品数を増やしていきたいですね」と笑顔を見せる。
アルコールは「アサヒ樽詰め生(マルエフ)」(550円~)、「樽詰めハイボール」(430円)、「ウーロンハイ」(450円)など定番はひと通り揃えるが、ワインが赤・白・泡合わせて7種(グラス600円~)、日本酒も7種(6匁グラス500円~)をラインナップ。ワインと日本酒についてはボトルが空になり次第入れ替わるため、訪れるたびに新しい味に出合える楽しみがある。しっかり酒や料理を味わいたいときはもちろん、ふらっと立ち寄って1杯、という使い方も歓迎だ。
店舗データ
店名 | 小料理酒場 小さな巨人 |
---|---|
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-19-7みすずビルB1F |
アクセス | 吉祥寺駅から徒歩5分 |
電話 | 0422-27-1887 |
営業時間 | 平日18:00~24:00、土日祝14:00~24:00 |
定休日 | 水曜 |
坪数客数 | 約8坪7席 |
客単価 | 4000円 |
オープン日 | 2022年3月12日 |
関連リンク | 小料理酒場 小さな巨人(Instagram) |