飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

MOTHERSが独立支援、秋葉原のホテル内に「PIZZERIA & BAR NOHGA (ノーガ)」が開業。「上質カジュアル」を謳うフレンチシェフによるスパニッシュ・イタリアンで、地元に愛される店を目指す!

8月21日、秋葉原に開業したホテル「NOHGA HOTEL」内に「PIZZERIA & BAR NOHGA」がオープンした。MOTHERSプロデュースのもと、米沢弘志氏が運営する。MOTHERSが得意とするカジュアルレストランのエッセンスを加えながら、マッシュホールディングスでカフェの立ち上げや、青山「カシータ」のサービスで活躍してきた米沢氏が作り上げた「上質カジュアル」を謳うスパニッシュ・イタリアンだ。「ピッツェリア カンテラ」仕込みのピッツアやタパス、メイン料理まで、「ラ・ロシェル」などフレンチで腕を振るってきたシェフ山下晋太氏のクリエイティビティが光る料理を提供。モーニングやランチ、カフェ利用にも対応し、宿泊客から地元住民にまで愛される店を目指す。

「NYにあるイタリアンレストラン」をテーマにデザインされた店内。オープンキッチン内にはピザ窯が鎮座、「ピッツェリア カンテラ」仕込みのピッツアを焼き上げる
メインフロアの他にバーカウンターも設け、バー利用も可能
トマトソースの「マリナーラ」(1200円)など、ピッツァは10品を用意。本場ナポリで
100年以上の歴史を持つ薪佂で焼き上げる
スパニッシュの王道、アヒージョは4品を用意。素材にこだわった「長谷川農産マッシュルーム」(680円)や、客席で生の車海老を皿の中の熱々の油に浸して半生で楽しむ「活け生海老・セミドライトマト」(1200円)など
写真左端が代表の米沢弘志氏、後列右端がシェフの山下晋太氏。求人広告は出さず、全員が知人の紹介で集まったメンバーで運営する

MOTHERSプロデュースで、ホテル内レストランで独立開業!

MOTHERSといえば西東京を中心にカジュアルレストランを中心に展開する飲食企業だ。2018年には、新宿「THE KNOT」内のレストラン「MORETHAN(モアザン)」を開業。レストランシーンに常に新しい提案を投げかける同社の新しいチャレンジとして話題になった。そんな「MORETHAN」の実績を見た野村不動産が、MOTHERSに秋葉原に開業する「NOHGA HOTEL」のレストラン運営をオファー。秋葉原の歓楽街、観光客から地元民までが入り混じる人通りの多い立地で、レストランは1階の59坪。モーニングからランチ、カフェ、ディナーにバーカウンターでのバー利用まで対応し、宿泊客以外も利用できる店を想定していた。そこで白羽の矢が立ったのが、米沢弘志氏。マッシュホールディングスで6年、青山「カシータ」で7年ほど経験を積み、ちょうど独立を考えていたタイミングだったという。前職の上司、雨宮 龍氏を介してMOTHERS代表の保村良豪氏から、この話がきたという。

「保村さんは自社で運営するよりも若い人の独立支援をしたいと考えていたようでした。いきなり独立1店舗目で大手不動会社が運営するホテルのレストランというのは少しプレッシャーもありましたが、またとないチャンスととらえ、挑戦することに。MOTHERSはカジュアルレストランを得意としていますが、一方の私は「カシータ」でファインダイニングの経験が長い。この二つのいいとこどりをした『上質カジュアル』なレストランを作れば面白いのでは?と考えました」と話す。

「ラ・ロシェル」で経験を積んだシェフを起用、フレンチシェフの視点で作るスパニッシュ・イタリアン

MOTHERSプロデュースのもと、米沢氏がイチからチームを作り開業準備に取り掛かった。シェフは「ラ・ロシェル」などフレンチで活躍してきた山下晋太氏を起用。「料理への情熱が強く、『ラ・ロシェル』では先輩を抜いて花形であるストウブのポジションに抜擢されたエピソードがあるなど、実力は確かです」と米沢氏は信頼を寄せる。

料理は、「フレンチシェフが作る、スパニッシュ・イタリアン」をテーマに構成。厨房内で存在感を放つピザ窯で焼き上げる本格ピッツアはウリのひとつだ。MOTHERSの人気店「ピッツェリア カンテラ」でスタッフが1~2か月にわたり修業し、同店と同じ作り方・レシピのピッツアを提供。ディナーでは「マルゲリータ」(1680円)、「クアトロ・フォルマッジ」(1980円)など10品を用意する。「パルマ産ルリアーノ社 クラテッロ」(S 980 円、L 1850円)、「秋田県産24ヶ月熟成 白神生ハム」(S 780円 、L 1500円)などホバート社の専用スライサーで切りたてで提供する生ハムや、スパニッシュらしく小皿でつまめるタパスも充実。タパスは、「するめイカのフリット」(690円)の親しみやすい品から、シャンピニオンをペースト状にして豆腐のような食感に仕上げ、軸でとった出汁をかけるシェフのスペシャリテ「焼きシャンピニオン豆腐」(880円)などユニークな品まで12品。加えてアヒージョやパスタ、山下シェフが特に得意とする肉料理も。前菜からメインまでのしっかりした食事からタパスで軽くつまむような利用まで、幅広く対応する品揃えだ。

ドリンクは「ハートランド」(S 390 円、L 750円)の生ビールから各種ボトルビール、「ハイボール」(S 390円、 L 680円)、「ノーガレモンサワー」(800円)、各種スピリッツなど幅広く用意し、時代の流れを考慮し、厳選した産地のジュースなどノンアルコールにも力を入れる。ワインも充実させ、グラスで常時12品(780円~)を用意。ナチュールとクラシックをバランスよく取り揃えている。ワインのブラインドテイスティングをして、品種や産地を当てれば6000~7000円相当のボトルワインをプレゼントする「ミステリーワイン」(1600円)というユニークな取り組みも用意する。

その他、主に宿泊者に向けた5品の卵料理が選べるモーニングや、週替わりランチ(1200円~)、カフェタイムにはフリーフロー付きのスイーツセット(2200円)も用意。バーカウンターでのバー利用も可能で、1日を通じて多様なシーンに対応する。

コロナ禍もポジティブにとらえ地域密着営業。5年以内に星付きレストランの開業も目標

「コロナ禍で想定外のこともたくさんありましたが、その分、時間があったので試作やトレーニングもしっかりとできたので、ポジティブにとらえようと思っています。近隣オフィスの方々や観光客を取り込みにくいコロナ禍の状況は残念ですが、この地域は長く住んでいる方も多く、地元の方々に一軒一軒、挨拶まわりをしたこともあってか昼は地元の方で満席になります」と米沢氏。目下、同店を地元に愛される店に育てることを目標に、5年後を目途にハイエンドレストランにも挑戦したい考えだ。「山下シェフと一緒にやっていて、つくづく腕のいい料理人だと実感しています。彼の料理を生かしてミシュランの星を狙うような店をやりたい。それまでにまずはこの店を軌道に乗せ、今後の下地を作っていきたい」とも話す。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 PIZZERIA & BAR NOHGA (ピッツェリアアンドバーノーガ)
住所 東京都千代田区外神田3-10-11 NOHGAHOTEL AKIHABARA TOKYO 1F
アクセス 秋葉原駅 電気街口から徒歩6分、末広町駅 出口3から徒歩4分
電話 03-6206-0607
営業時間 7:00~23:00(LO 22:00)
定休日 不定休(ホテルに準ずる)
坪数客数 59坪86席
客単価 ディナー5000~6000円
オープン日 2020年8月21日
関連リンク PIZZERIA & BAR NOHGA(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

 >> 大きな地図を見る

ヘッドライン一覧トップへ

食べログ掲載店募集中

飲食施設の分煙環境整備補助金の取り組み
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.