飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

戸越銀座にネオスナック「NE 酒 LAND 宴」が開業!「炭火ホルモン焼のネバーランド」を展開する澤田氏の新境地、飲食第五世代が新しいスナックの形を提案する

10月15日、戸越銀座商店街にスナック「NE 酒 LAND 宴」がオープンした。「炭火ホルモン焼のネバーランド」「鶏ネバーランド 武蔵小山」など、これまで焼肉業態を展開してきた澤田泰広氏による最新店舗だ。セット料金やカラオケなどスナックらしい機能を持ちながら、厳選したクラフト焼酎やアイディアが光るユニークなフードメニューを提供。飲食第五世代による新しいスナックのかたちを提案している。

戸越銀座商店街の雑居ビル2階に立地。店内はカウンターとテーブル席に加え、スタンディングスペースも有り。元はマッサージ店だった場所をスケルトンにして造作した
店内の一角にはカラオケステージ。スクリーンも配備し、スポーツ観戦で盛り上がれるほか、結婚式など各種パーティにも対応
お客がセルフで取る瓶ドリンクも用意。チューハイ、ホッピーからクラフトビール、ボトルシャンパンまで充実
「白いご飯と豚汁セット」(450円)。こだわりの炊飯器で炊く「炭炊釡炊き 白いご飯」と、バーミキュラを使い無水調理で作る「バーミキュラで作る季節野菜の豚汁」
「札幌一番 辛塩ラーメン」。インスタント食品の「サッポロ一番」の麺を使って辛麺風に仕上げた一品
写真左から代表の澤田泰広氏、店長の寺崎拓真氏。いわゆるスナックのママは置かず、男性スタッフも接客にあたる

「この地域にないもの」を考えた末、行き着いたのがスナック

全長およそ1.3㎞に多くの商店がひしめく、都内最大級の商店街として知られる戸越銀座商店街。その中にある雑居ビル2階にスナック「NE 酒 LAND 宴(ネバーランド うたげ)」がオープンした。

オーナーの澤田泰広氏は現在33歳。2014年10月に戸越銀座に「炭火ホルモン焼のネバーランド」をオープンし独立。加えて現在は「炭火焼肉ホルモン 裏ネバーランド」「鶏ネバーランド 武蔵小山」を運営する。これまで焼肉業態を展開してきた澤田氏だが、今回、スナックに挑戦した理由についてこう話す。「僕らは戸越銀座と武蔵小山で地域密着をモットーに営業してきた。店づくりの際にいつも大切にしているのは、“このエリアにないものを作る”ということ。この物件と巡り合い、周辺を見渡すと二次会やパーティでワイワイ盛り上がれる店が少ないと気づいた。そうして行き着いたのがスナックでした」。

スナックらしさを守りつつもスタイリッシュにデザインした「ネオスナック」

店内にはグレーの壁を基調としたシックな空間。そこに並ぶレトロな赤い革張りソファ席がアクセントとなっている。一角にはミラーボールが光るカラオケステージを配備し、いわゆるスナックの型を守りながらも、モダンでスタイリッシュなデザインは、「ネオスナック」と呼ぶにふさわしい佇まいだ。

料金体系は、テーブル席は30分500円でカラオケが歌い放題のセット料金。スタンディングの場合は1曲200円で楽しめる。ボトルを入れればセット料金が不要になるほか、系列店からのそのまま来店する場合はセット料金が2時間無料になる。それらに加えて、別途ドリンクやフードを注文してもらうシステムだ。

水の種類が選べるクラフト焼酎や「ウーロンハイタワー」、セルフの瓶ドリンクを用意

ドリンクは、澤田氏が選りすぐった13品のクラフト焼酎が目玉。「もともと、自分自身が焼酎が好きで。金宮など定番も用意しますが、多様な味わいを持つクラフト焼酎も楽しんでほしいと充実させました。焼酎に詳しくない若い層にも試してほしいので、30mlの少ポーションからあります」と澤田氏。30mlは400円~500円、60mlは550円~650円で提供。さらに、焼酎を割る水や炭酸水も選べることもポイントだ。水は、「北海道 大雪朝日岳源水 軟水」と「鹿児島 財宝水 中軟水」を、炭酸水は「強炭酸」と「福島 金山天然水 微炭酸」を用意し、お客が好みに合わせてチョイスできる。「酒蔵見学に行った際、焼酎は何より水にこだわって造られていることを知った。なら飲食店で提供する際も一緒に出す水はこだわるべきだと考え、このスタイルに。組み合わせる水によって焼酎の味わいが変化するのも楽しいです」と澤田氏は話す。

その他、各種カクテル(700円)や、テキーラショットやボトルシャンパンを用意。うず高く積まれた14杯のグラスに注ぐ「ウーロンハイタワー」(5000円)も、酒席を盛り上げるアイテムだ。店内奥には冷蔵ショーケースを置き、セルフドリンクコーナーとしてショーケースからお客がセルフで取る瓶ドリンクも用意。チューハイやホッピー、瓶のクラフトビールなどが並ぶ。

フードはオペレーションを配慮しつつ、ひとひねりを加えた品が目白押し

フードは、素朴な家庭料理を中心にラインナップ。そのときどきのブランド米を炊く「炭炊釡炊き 白いご飯」(200円)と、山形の三古物産の手仕込み味噌を使った「バーミキュラで作る季節野菜の豚汁」(280円)を中心に、「海苔の佃煮」(180円)、「いくらの醤油漬け」(380円)などのごはんのおともが充実するが、単品でつまみとしても楽しめる。“家庭料理でありながらも家庭では再現できない調理法や素材で価値を加える”をモットーに開発した。

オペレーション面を考え、調理の手間が少ないアイテムを活用しつつも、そのままではなく何かしらのひと手間を加えたメニューも多い。例えばインスタント食品の「サッポロ一番」の麺を使い、辛麺風に仕上げた「札幌一番 辛塩ラーメン」(780円)は、焼肉店も展開する澤田氏ならではの品。「豚バラあんかけ炒飯」(890円)は冷凍チャーハンを活用しながらも手作りのあんかけと合わせている。市販のポテトチップスの袋の中に燻製の煙を閉じ込めた「燻製ポテトチップス」(300円)も人気だ。

ドリンク、フードともに商品構成においては、既存の焼肉店運営で得たノウハウや、澤田氏が飲食店視察や生産者訪問などのリサーチを重ねた経験を生かし、スナックの枠を超えたしっかりとした酒場並みのラインアップを作り上げている。

目標は定めず、フットワーク軽くそのどきどきで最善の判断をするのがモットー

メインの利用シーンは二次会。系列店はもちろん周辺の飲食店のお客の二次会利用を狙う。加えて、地域住民同士が交流をしたり、同じ飲食業で働く人が深夜の仕事後に集まったりといったシーンも実現したい考えだ。カラオケやスクリーンも配備するので、結婚式など各種パーティにも対応でき、多様な使い方に対応する。

今後については「地域密着をモットーに、今ある店をしっかりと育てていきたい」と澤田氏。既存店については、売り上げに大きな波がなく安定しているという。それも地域の人の心をしっかりとつかんでいる証拠だろう。「あえて先のことは決め過ぎないようにしていて、出店数目標などはありません。目標は常に更新し続けるもの。フットワークを軽く、そのときどきで最善の判断をしていけたら」というのが澤田氏のスタンスだ。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 NE 酒 LAND 宴(ネバーランド うたげ)
住所 東京都品川区戸越1-15-15 百番ビル2F
アクセス 戸越駅から徒歩2分、戸越銀座駅から徒歩4分
電話 03-6426-8439
営業時間 【平日】17:00〜24:00【土日祝】15:00〜23:00 ※11/1からは18:00〜27:00
定休日 火曜
坪数客数 20坪24席+スタンディング
客単価 3000~4000円
オープン日 2019年10月15日
関連リンク 鶏ネバーランド 武蔵小山(記事)
関連リンク 炭火焼肉ホルモン 裏ネバーランド(記事)
関連リンク NE 酒 LAND 宴(FB)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

 >> 大きな地図を見る

ヘッドライン一覧トップへ

食べログ掲載店募集中

飲食施設の分煙環境整備補助金の取り組み
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.