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スパイスワークス下遠野氏&Big Belly大林氏、敏腕業態プロデューサーがタッグを組んだ「いづも 池袋」がオープン

10月19日、池袋駅西口から徒歩1分の場所に「うなぎの蒲の穂焼き 牛タン 焼き鳥 馬刺し いづも 池袋」がオープンした。飲食業界の2大ヒットメーカーによる最強のコラボ業態で、先にオープンした大阪、仙台に次ぐ3店舗目だ。

池袋駅西口から徒歩1分の細い路地に立地。以前は沖縄料理店で、2年ほど空き物件だったという場所
1階はカウンター席を中心に周辺にテーブル席を配置。店内はうなぎのタレが焼けるこうばしい匂いが漂い、食欲を刺激する
2階は座敷席。近くに東京芸術劇場があることから、団体の宴会需要も狙う
うな串をはじめ、各種うなぎ料理から牛タン、馬刺しまで“滋養強壮”をテーマにした料理が揃う。女性を意識し、ポーションを少なめ、多種類を楽しめるようにしているのもポイントだ
女性客を意識した「美容強壮おでん」。比内地鶏で炊いた白湯スープに昆布・鰹出汁、さらにモミジを煮込み、すっぽんの出汁を加えた滋味深い味わい
写真左からBig Belly代表の大林芳彰氏、店長の尾村 猛氏

うなぎの可能性を深堀し、新しい価値をリーズナブルに提案する

うなぎと言えば今では高級品として知られる食材だが、江戸時代はB級グルメとして親しまれていたという。そんなうなぎ料理をリーズナブルに楽しめる大衆酒場として登場したのが「いづも」。うなぎを中心に牛タンや焼鳥、馬刺しなどの“滋養強壮”をテーマにしたメニューを用意する。

同業態は、飲食店運営から内装・業態プロデュースまで幅広く事業を展開するスパイスワークスホールディングス(東京都台東区、代表取締役:下遠野 亘氏、以下スパイスワークス)が業態のベースを作り、繁盛店「アガリコ」など池袋を中心に展開するBig Belly(東京都豊島区、代表取締役:大林芳彰氏)が一部メニュー開発に加わった。それぞれの代表の下遠野氏と大林氏は、自社の飲食店運営のみならず、数多くの業態プロデュースを手掛ける敏腕プロデューサー。そんな2人がタッグを組み、食材としてのうなぎの可能性を深掘りし、新しい価値を提案している 。

先んじて2019年3月に大阪の「うなぎ 串料理 いづも ルクア」が、7月に仙台の「いづも 仙台パルコ2」がオープン。今回の「うなぎの蒲の穂焼き 牛タン 焼き鳥 馬刺し いづも 池袋」(以下、いづも 池袋)は同業態3店舗目となる。運営はBig Bellyが担当する。 「当社は創業から池袋を中心に展開し、地場に根付いてきた。池袋を知り尽くした私達が運営を担当することで、よりよい店にできると考えました」とBig Belly代表の大林氏。「池袋にはうなぎ業態が少なく、ニーズがあると睨んだ。さらに近くには東京芸術劇場があり、団体客の獲得が見込めるものの、対応できるキャパのある店がチェーン店以外には少ない。駅から至近ながらも人通りの少ない路地で難しい立地ですが、クオリティの高い商品を提供し、クチコミを広げていけば潜在ニーズを獲得できるはず」とも話す。

池袋では“滋養強壮”に加えて“美容強壮”もテーマに!

多様な調理法のうなぎを用意するが、目玉はうな串。部位ごとの串はもちろん、他にはないオリジナリティあふれる仕立てのうな串まで計10品を用意していることが特徴だ。イチオシは、蒸してから焼き上げることでふっくらとした食感が楽しめる「鰻の蒲の穂焼き」(1本380円)。客席でバターをかける「鰻バター」(350円)や、「鰻ハニーブルーチーズ」(350円)の変わりダネも人気だ。各部位の串は「短冊」「かぶと」「くりから」(各290円)など。

サイドメニューも充実し、うなぎの骨を素揚げした「やみつき骨せんべい」(390円)は、スナック感覚で食べる手がとまらない一品。臭みのあるキモを山椒で旨みたっぷりに味つけたした「うな肝有馬山椒煮」(490円)、アジアンテイストに仕上げた「うな肝油淋鶏たっぷりパクチーのせ」(490円)など、アイディアの光る品々が並ぶ。

うなぎに加え、牛タンや馬刺し業態も手掛けているスパイスワークスらしく、「柔らかすぎる茹で牛タン」(590円)、「桜肉のユッケ」(650円)などもラインアップ。「この周辺には焼鳥店が少ない」(大林氏)と、焼鳥メニューや野菜巻き串も充実している。

“滋養強壮”をテーマにする「いづも」だが、女性客の多い池袋の立地に合わせ、同店では”美容強壮“をテーマにプラスした。それを象徴する一品が「美容強壮おでん」(全盛950円、3種盛420円)。比内地鶏で炊いた白湯スープをベースしており、「コラーゲンたっぷりで美容に嬉しいおでん」と打ち出しながらも、酒の進むコク深い味わいに仕上げている。

〆にオススメなのが「勝手ごはん」。小ぶりの茶碗に盛った鰻のたれを混ぜたごはん(150円)をベースに、好みの具材とトッピングをのせるというもの。自分好みにカスタマイズする楽しさのある一品だ。具材は「ちょこっと蒲焼き」(530円)、「牡蠣時雨煮」(390円)、「きんぴらかき揚げ」(290円)など、トッピングは「韓国のり」「生卵」(各50円)、「ホイップバター」(80円)など。

ドリンクは生ビールからサワー、日本酒まで幅広く揃え、価格帯は1杯330円~。特にウリにしているのが梅酒だ。「うなぎと梅の組み合わせはタブーと言われていますが、梅干しは胃酸の分泌を早め、食欲を促進させる効果があるため、食べすぎの戒めとして言われたようです。つまり、うなぎと梅は相性抜群。タレの甘みと梅酒の甘みがマッチします」と大林氏は話す。

“元気になれるエナジー系酒場”を目指し、店舗展開も視野に

今後も同業態の店舗展開も検討中だ。 「スパイスワークスと当社で、互いの得意分野を生かしながら総力を挙げて作り上げた業態。池袋の店舗は、滋養強壮と美容強壮で元気になってもらう”エナジー系酒場“として、親しまれる店に育てていきたい。池袋にはなかった店ができたと思うので、自信はあります!」と意気込む。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 うなぎの蒲の穂焼き 牛タン 焼き鳥 馬刺し いづも 池袋
住所 東京都豊島区西池袋1-13-7
アクセス 池袋駅西口から徒歩1分
電話 03-5992-8311
営業時間 17:00~24:00
定休日 無休
坪数客数 約17坪44席
客単価 3000~4000円
運営会社 経営:株式会社スパイスワークスホールディングス、運営:株式会社Big Belly
オープン日 2019年10月19日
関連リンク いづも 池袋(FB)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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