飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

水道橋に「酒とおいしい飯 エナジーホール」が開業。麻布の人気店「炭火串焼ヒヨク之トリ」のアンティシペーションが、レモンサワーがウリの“まちのキッチン”的ネオ居酒屋に挑戦

9月3日、水道橋に「酒とおいしい飯 エナジーホール」がオープンした。「レモンサワーが美味しい“まちのキッチン”」をコンセプトとしたネオ居酒屋だ。運営はアンティシペーション(東京都新宿区、代表:岡田康嗣氏)。焼肉、ラーメン、焼鳥などを展開する同社の新業態で、「まっとうでおいしいものを提供する」をポリシーとする同社の新境地だ。

水道橋駅から徒歩4分。東京ドームとは反対側、居酒屋が軒を連ねるエリアに佇む。入口には縄のれんが掛かる
女性デザイナーがデザインした、木の温もりを生かしながらグレーの壁紙をアクセントとした空間
香川のソウルフード「骨付鶏もも焼き」。ジューシーなもも肉は酒の進む味つけ。+150円で塩むすびとともに食べるのがおすすめだ。元祖、香川県丸亀市の「骨付鳥 一鶴 丸亀本店」での勤務経験もある店長・荻田氏のスペシャリテだ
店内でさばくすっぽんのスープをふわふわの卵でとじた「ふわふわ玉子」も人気の品
〆にぴったりな「マッサマンカレー」。じゃがいもと鶏肉を煮込んだスパイシーな味わい
代表の岡田康嗣氏(前列中央)、店長の萩田博貴氏(前列左)とスタッフの皆さん

26歳で焼肉店を開業し、飲食業を営み29年目

代表の岡田康嗣氏は、昭和7年から飲食業を営む家系に生まれる。家業とは別に、1990年、26歳のときに岡田氏が自ら新たに立ち上げたのが焼肉店「焼肉処 神戸亭」(現在の店名は「焼肉 神戸屋」)だ。それ以降、29年にわたり飲食店の運営やコンサルティング業を営んできた。現在は「焼肉 神戸屋」に加え、焼鳥店の「炭火串焼ヒヨク之トリ」、ラーメン店「らーめん瞠(みはる)」を2店舗、FCで「串カツ田中」を2店舗展開する。

中でもとくに好調なのが麻布十番にある「炭火串焼ヒヨク之トリ」だ。周囲は住宅に囲まれた隠れ家立地にもかかわらず、予約は1~2週間先が埋まり1日に20組を断ることも多いという。これらの状況を鑑みて「炭火串焼ヒヨク之トリ」2店舗目の開業を検討していた。「ですが、物件を探しながらも心のどこかで同じ店をやるのはつまらないという気持ちもありました。いっそ、これまでにない新しくておもしろい、エネルギッシュな店を作ろう!と、新業態を模索しました」と岡田氏は話す。

“居酒屋”ではなく“キッチン”、“つまみ”ではなく”料理“

そうして開業したのが「酒とおいしい飯 エナジーホール」だ。「思い描いたのは、活気あふれる雰囲気でおいしいものを食べて元気になれる、エネルギーのある店。“居酒屋”というよりは“キッチン”、“つまみ”というよりは“料理”を提供しつつ、親しみやすい“まちのキッチン”をコンセプトに店づくりを行いました」と岡田氏。

和食などの経験が豊富で、「炭火串焼ヒヨク之トリ」で職人として活躍していた萩田博貴氏が中心となりメニューを開発。全27品、和洋問わず、確かな職人技を散りばめつつカジュアルに楽しめる品々を用意した。イチオシは、香川県出身の萩田氏にちなんだ香川県丸亀市のソウルフード「骨付鶏もも焼き」(900円)。毎日店内でさばくすっぽんを使ったスープを卵でとじた「ふわふわ玉子」(580円)も人気の品だ。「自家製おぼろ豆腐」(480円)、「スルメ肝煮」(500円)、「パテドカンパーニュ」(800円)などの一品料理から、〆には「マッサマンカレー」(900円、ハーフ500円)、「鮭親子チャーハン」(850円)などジャンルレスに“美味しいもの”が揃う。

ドリンクの目玉はレモンサワー。「レモンサワー」「ジンジャーレモンサワー」(各580円)は、ノンケミカル・ノンワックスのレモンを皮ごと楽しめる。女性に人気の「アップルシナモンサワー」(580円)や、注文ごとに抹茶を立てる「抹茶ハイ」(550円)も自慢だ。日本酒(500円~)、焼酎(480円~)、果実酒(550円)、ワイン(グラス600円、ボトル3000円~)まで各種揃う。

「さしずめ、レモンサワーが美味しいごはん屋さんといったラインナップです」と岡田氏は話す。

来春には「炭火串焼ヒヨク之トリ」2店舗目の開業が目標

現在は近隣の30代~40代男性サラリーマンを中心に集客。「現状は男性客が多いのですが、女性にも入りやすい店づくりをしたので、女子会や女性一人飲みにも利用してほしい。近隣には女性客であふれる居酒屋も見受けられるので、集客のポテンシャルはあるはず」と岡田氏。

今後については、来年春には「炭火串焼ヒヨク之トリ」の近隣に「はなれ」として2店舗目を出店すべく本腰を入れる考えだ。「店を増やして会社を大きくしたいという考えはありません。まっとうで美味しいものを提供する、それを直実にやれれば」という飲食の道29年の岡田氏の言葉は重い。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 酒とおいしい飯 エナジーホール
住所 東京都千代田区神田三崎町2-15-11 西角ビル
アクセス 水道橋駅西口から徒歩2分
電話 03-6910-0809
営業時間 17:00~23:30(LO22:30)
定休日 日曜
坪数客数 13坪29席
客単価 3000~4000円
運営会社 有限会社アンティシペーション
オープン日 2019年9月3日
関連リンク エナジーホール(HP)
関連リンク アンティシペーション(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

 >> 大きな地図を見る

ヘッドライン一覧トップへ

食べログ掲載店募集中

飲食施設の分煙環境整備補助金の取り組み
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.