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小伝馬町に「SPICE&HERB BISTRO HYGEIA」が開業。「ワールドスプリングロール」をキラーコンテンツに“スパイス&ハーブビストロ”の新ジャンルを提案する

7月29日、小伝馬町に「SPICE&HERB BISTRO HYGEIA(ハイジア)」が開業した。運営は、飲食店の展開に加えイベントのコーディネイト事業を行うEVERLASTING GROWTH(東京都北区、代表:早矢仕友也氏)。同店では、周辺には少ない女性客ウケを狙った店づくりを意識。名物「ワールドスプリングロール」を筆頭に、スパイスとハーブを取り入れたオリジナリティのある料理・ドリンクを提供し差別化、“スパイス&ハーブビストロ”の新ジャンルを打ち立てる。

小伝馬町駅から徒歩2分。飲食店が入るビルの1階に入居する
前テナントから大きく造作は加えていないが、店内は木目を多用し、シンプルで女性が落ち着いて食事ができる雰囲気の店内
名物の「ワールドスプリングロール 5種盛り合わせ」(1500円)。各国をテーマにした具材を生春巻きの皮で包んだ品。左から「イタリア」、「ノルウェー」、「イギリス」、「ベトナム」、「日本」(単品各350円)
「キャトルエピス香る フォアグラメンチカツ」。スパイスが香るフォアグラ入りメンチカツをカダイフで包んだ。料理には必ず何かしらのスパイスやハーブの要素を取り入れている
写真左が料理長の堀井和典氏。オープンにあたり同社の精鋭メンバーを集め、安定的なオペレーションでスタートダッシュを切る

周辺にない「女性が落ち着いて食事ができる店」を目指し、スパイス&ハーブで差別化

同社代表の早矢仕(はやし)友也氏は、グローバルダイニングやエイベックスの飲食事業で活躍した後、2012年に独立。現在は、高田馬場のイタリアンバル「HYGEIA」など飲食店の展開に加えて、音楽フェスやコラボカフェの運営などイベントコーディネイトの事業の2本柱で事業を行っている。

「SPICE&HERB BISTRO HYGEIA(ハイジア)」開業のきっかけは、物件との出合い。これまで同社が運営していた赤坂「HYGEIA」が物件の都合で閉店することとなり、それに代わる店舗を検討する中、偶然にも出てきたのが同物件だ。「小伝馬町は馴染みがありませんでしたが、周辺には、大衆居酒屋や中華料理屋、チェーンの牛丼店など男性好みの店が多く、女性が落ち着いて食事できる場所が少ないと感じました。そこで、小伝馬町に女性好みのビストロを作ろうと考えたんです」と早矢仕氏。「しかし、ただのビストロでは目新しさがない。これまで、当社では7年ほど飲食店を運営する中で培ってきた数多くのレシピがありますが、味の決め手はスパイスとハーブであることが多かった。今回は、それを主役にして、“スパイス&ハーブビストロ”という新しいジャンルを打ち出そうと思ったんです」とも話す。

「ワールドスプリングロール」を名物商品として育て、専門店化も視野に

メニューには、「キャトルエピス香る フォアグラメンチカツ」(1380円)、「えびのムース レモンフリット」(600円)など、スパイス&ハーブでひとひねりを加えたビストロ風メニューが、前菜から肉・魚料理、〆のごはんものや麺など約30品揃う。これまでの飲食店経営の中で培ってきたメニューをブラッシュアップし、各品に必ずテーマとなるスパイスかハーブがあるのが特徴だ。

一番の目玉は、“世界の春巻き”こと「ワールドスプリングロール」。バジルとモッツアレラ、トマトの「イタリアン」(350円)、パクチーと小エビ、アボカドの「ベトナム」(350円)といった具合に、テーマとする国を決め、それにまつわる素材とスパイス・ハーブを生春巻きの皮で包んだオリジナルのアイテムだ。現在は5品のバリエーションを用意するが、今後はひと月に2品ほど増やしていき、数が増えれば将来的には「ワールドスプリングロール」専門店の開業もにらんでいるという。「閉店した赤坂の『HYGEIA』の名物メニュー『台湾ラーメン』は、テレビでも取り上げられファンも多い品。当店でも提供しているのですが、赤坂で食べられなくなったからと、これを目当てにわざわざ来てくれるお客様がいて、商品を育てることの重要性を実感しました。同様に、次はこの『ワールドスプリングロール』を育てていきたい」と早矢仕氏は意気込む。

ドリンクにもスパイス&ハーブの要素を取り込んだ品を多数用意。「白ワインサングリア(タイムの香り)」「赤ワインサングリア(ローズマリーの香り)」(各600円)のハーブが香るサングリアや、「ベリーモヒート」「レモンミントモヒート」(各700円)など7品を揃えるモヒートが自慢だ。その他、「ハートランド」「ハイボール」「レモンサワー」(各500円)、「玉露茶ハイ」(400円)など。ワインはグラス500円~、ボトル3000円~で用意する。

広告費は抑え、SNSとクチコミで集客。業態を確立できれば店舗展開も視野に

オープンから間もないものの、狙い通り、周辺で働く女性を中心に順調に集客している。エリアの特性として12~13時のランチニーズが強く、店内の16席はすぐ満席になるため店頭でテイクアウトも販売。ランチで利用したお客がディナーに訪れるケースも多いそうだ。「有料の広告媒体は使わず、クチコミとSNSで集客していきたい」と早矢仕氏。「10坪程度の広さが、私達の最も得意とする規模。まずは1年で業態を確立し、その後、同等の規模で展開していけたら」とも。

9月2日には恵比寿の肉バル「Lis Bee」をオープンさせ、高田馬場「HYGEIA」と合わせて3店舗体制となる同社。2020年オリンピック関連の事業も決まっており、ますますの活躍が期待される。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 SPICE&HERB BISTRO HYGEIA(スパイス&ハーブ ビストロ ハイジア)
住所 東京都中央区日本橋大伝馬町9-7 小伝馬町B 1階
アクセス 小伝馬町駅から徒歩2分、馬喰町駅から徒歩4分
電話 03-5614-0021
営業時間 【月~金】11:00~15:00(LO14:30)、17:00~23:00(LO22:30)【土・日・祝】11:30~23:00(LO22:30)
定休日 不定休
坪数客数 10坪16席
客単価 ランチ900円、ディナー3500円
運営会社 株式会社EVERLASTING GROWTH
オープン日 2019年7月29日
関連リンク HYGEIA(記事)
関連リンク EVERLASTING GROWTH(Facebook)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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