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広島のヒットメーカー、広川屋が東京進出!好立地88坪の大箱に肉・魚・ラーメンの3業態が集結、横丁型居酒屋「新宿屋台村」がオープン

5月12日、新宿駅から徒歩2分の場所に「新宿屋台村」がオープンした。広島で居酒屋・焼肉店などFC含め7店舗展開する広川屋(広島県広島市、代表取締役:広川陽平氏)の東京初出店。88坪の店内に、「大衆肉酒場 横綱」、「魚の酒場 魚すけ」、「煮干しラーメン いりこ屋」の3業態が営業する横丁スタイルの居酒屋だ。

鳥居のモチーフが連なる階段を下った先に店舗が広がる
店内は88坪の大箱。昭和レトロな飲み屋横丁をイメージした空間だ。3業態それぞれのカウンターが並び、奥には大人数の宴会にも対応する座敷席も。終電後にも使える店として翌4時まで営業する
「大衆肉酒場 横綱」では肉料理、「魚の酒場 魚すけ」では魚料理を提供
「煮干しラーメン いりこ屋」ではいぶきいりこにあさりを加えた出汁のラーメンを提供
写真右から代表の広川陽平氏、店長の蛸瀬りょう氏、ラーメンをプロデュースしたテイクユー代表の大澤 武氏

地元・広島で成功をおさめ、長年夢見た東京進出に挑戦

代表の広川陽平氏は広島出身。今では広島で繁盛店を複数展開するが、20代は苦労の時代を過ごした。大学進学を機に上京し、卒業後は独立を目指して東京の和食店などで働いていたが、やがて修業に行き詰まりを感じ28歳のときに地元に戻る。そして翌年、広島市に「焼鳥酒場 ようちゃん」を開業。「東京で夢破れ、起死回生の思いで広島にて独立しました。35歳までに東京進出を目標に、まずは地元で足元を固めようと思ったんです」と広川氏。

「焼鳥酒場 ようちゃん」は軌道に乗り、その後も「大衆肉酒場 にくちゃん」、「かたまり焼肉 横綱」など広島市内に直営で5店舗を出店。加えてFCで「汁なし担担麵 くにまつ」も2店舗オープン。最新店舗の「魚の酒場 魚すけ」が坪月商100万円を売る繁盛店へと成長、その他の店舗も坪月商80万円を安定して売り上げるようになったことで東京進出を決意した。現在広川氏は43歳、目標よりも遅れながらも長年の夢に向けて舵を切った。

出店場所は、新橋、渋谷、新宿、上野など集客力のあるターミナル駅で検討。その中で西新宿の同物件に巡り会う。「駅から近く、多くの人が行き交う繁華街の好立地。西新宿は思いもよらない場所だったが、社運をかけた大勝負として思い切って挑戦することにしました」と広川氏は話す。

横丁型居酒屋に挑戦。得意の肉・魚に加えオペレーションを考慮しラーメンをチョイス

店舗は88坪と大箱だったため、複数の業態を複合させた横丁スタイルにすることにした。「当初は焼鳥・魚・肉と広島で展開する3業態を考えましたが、すべてをやるとなるとオペレーションがつらい。特に負担の大きい焼鳥に変わるアイテムを模索しました」と広川氏。そこで浮上したのがラーメン業態だ。鶏白湯や煮干しラーメンのFC展開するテイクユー(代表取締役:大澤 武氏)にプロデュースを依頼。テイクユーのセントラルキッチンで仕込みを行うラーメンを採用することで、店舗での調理負担を軽減。こうして、「大衆肉酒場 横綱」、「魚の酒場 魚すけ」、「煮干しラーメン いりこ屋」の3業態が出そろった。

店舗デザインは佐藤しげる氏が担当。メインフロアには各業態が屋台のように連なる。丸椅子を並べたテーブルや提灯などを配備し、昭和レトロな飲み屋横丁のムードが漂う空間だ。奥には大人数の宴会にも対応できる座敷席も備える。

広島で人気の品を中心にラインアップ、飲んだ〆のラーメンまでここで楽しめる

メニューは、広島で人気の品を同店用に内容やポーションをブラッシュアップ。「大衆肉酒場 横綱」では、「新宿保健所生食用 食育提供許可取得店 米沢牛塩ユッケ」(1799円)、「広島名物 和牛コウネのたたき」(899円)、「大横綱盛り」(2499円)など、新鮮な肉刺から塊肉のステーキまでを用意。「魚の酒場 魚すけ」では、「辛みそ煮込み よだれ(山椒風味)」(499円)、「刺身7種盛り」(1人前799円)、「広島カキフライ」(1299円)、「魚のハムカツ(がんす)」(499円)など、新鮮な魚介を刺身や煮つけ、揚物に。煮干しラーメン「いりこ屋」では、瀬戸内海のいりこを使った魚介系の出汁の「アサリとあおさのラーメン(醤油・塩)」(999円)を提供。ドリンクは3店舗共通で、ビールからチューハイ、日本酒など等幅広く揃え、本格焼酎や果実酒の「しあわせ果実 七福神」シリーズ、沖縄のスーパーフード「モリンガ」が入った「琉球モリンガハイ」(599円)などが目玉。お客は、着席した店舗とは別の店舗のメニューも“出前”として注文することも可能だ。1次会から〆ラーメンまで、すべてをこの「新宿屋台村」で対応できる幅広い品ぞろえが魅力となっている。

同店を足掛かりに都内にも展開したい意向。引き続き広島でドミナント展開も

今後は、これを足掛かりに新宿を中心に東京展開を考えているが、「まずは同店をしっかりと根付かせることが先決だ」と広川氏。その後、都内では15~20坪の小箱での酒場業態を展開していければと考えているという。加えて、本拠地の広島では、引き続き既存店が集まっている広島市の新天地公園周辺でドミナント展開をしていく意向だ。「焼鳥や焼肉、魚など多様な業態を展開している強みを生かし、いつか業態コンサルの仕事も手掛けられるようになりたいですね」と広川氏は話す。

(取材=フードスタジアム編集部)

店舗データ

店名 新宿屋台村(「大衆肉酒場 横綱」、「魚の酒場 魚すけ」、「煮干しラーメン いりこ屋」)
住所 東京都新宿区西新宿1-15-2 第五オムニクスビル B1F
アクセス 新宿駅から徒歩2分
電話 03-6279-4477
営業時間 【平日】11:30~15:00、17:00~28:00(LO27:00)【土日祝】12:00~28:00(LO27:00)
定休日 無休
坪数客数 88坪200席
客単価 3500円
運営会社 株式会社広川屋
オープン日 2019年5月12日
関連リンク 新宿屋台村(HP)
関連リンク 広川屋(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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