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THINK GREEN PRODUCEが京都の人気サワー専門店「SOUR」のライセンス店「Sour 原宿」をオープン。流行の発信地・原宿でサワーの新たな可能性を訴求

6月1日、原宿キャットストリートに「Sour 原宿」が開業した。京都の人気フルーツサワー専門店「SOUR」ブランドで、4月に銀座ロフトのカフェ「LOFT FOODLAB」内への出店に次ぐ東京2店舗目だ。その2店ともTHINK GREEN PRODUCEがライセンス店として、「Sour 原宿」は運営、銀座「LOFT FOODLAB」は運営受託をしている。「Sour 原宿」では通常のサワーに加え、焼酎を加えないノンアルコールのサワーも展開し、若年層もターゲットに含める。流行の発信地・原宿で、夜だけでなく昼の時間帯からサワーの需要を創出し、新たなフルーツサワーの可能性を探る。

若者が集う流行の発信地、原宿のキャットストリートに位置するビル2階で営業。窓は前面ガラス張りで中の様子がよく見える
店舗デザインは京都の「VOU/棒」が手掛けた。中央にコミュニアルテーブルを、窓際にカウンター席を配置。店内には、京都や東京で活動するアーティストによる、「フレッシュ」をテーマにした作品を散りばめている
定番の「レモン」。注文を受けてからフルーツを絞って作る。写真を撮ってSNSにアップするお客も少なくない
フードはカレーを用意し、近隣のランチ需要にこたえる。渋谷ブリッジ内のカレー専門店「TRIANGLE CURRY」のレシピで作る「フレッシュキーマカレー」
写真右が店長の晴山 海氏

周辺客層の変化を受け、ポップアップストアの場所を常設店に

“街づくり”をテーマに、飲食以外にホテルや商業施設のプロデュースなど多岐にわたる事業を展開するTHINK GREEN PRODUCE(東京都渋谷区、代表取締役:関口正人氏)。「Sour 原宿」が立地するキャットストリート沿いのビル2階は、もともと同社がキッチンスタジオとして、イベントやポップアップストアとして使っていた場所だ。「近年、キャットストリートでは人通りが増え、外国人観光客が目立つようになりました。その変化を受け、この場所を常設店として使おうと考えたんです」と関口氏。

そこでコンテンツとして浮上したのが、京都の「SOUR」。フレッシュフルーツを使った見た目にもインパクトあるサワーが、SNSで口コミが広がり繁盛店となったフルーツサワー専門店だ。「原宿では流行りのタピオカを始めSNS映えするような若者向けドリンクが強いので、『SOUR』もそれにハマるのではないかと考えました。原宿散策のおともとしてテイクアウトもいけるし、サワーは日本の酒である焼酎を使っているという点も、外国人観光客に訴求できるポイントになると思いました」と話す。同店を展開するソリレス代表の鈴木弘二氏と関口氏は、イベント等を通じてもともと交流があったため、コラボが実現。THINK GREEN PRODUCEがライセンス店として運営する。

フルーツサワーはノンアルでも用意し、幅広いニーズを吸収

旬のフルーツを使ったサワーは約20品を揃え、ラインアップは季節ごとに変化。定番の「レモン」(500円)をはじめ、取材時には「スーパーいちご」(1000円)や、「スイカ」(700円)、「国産マンゴー」(1500円)など。「いちごとマンゴーのソルベ」(800円)のソルベを浮かべてデザート感覚で楽しめるサワーや、「りんごとローズマリービネガー」(700円)、「発酵レモンサワー」(800円)など、酢や発酵の要素を取り入れたものも用意。一部商品を除き、サワーはノンアルコール仕様でも提供可能にしていることで、原宿に多くいる若年層もターゲットの範疇に入れ、夜だけでなく昼の時間帯からサワーを楽しむシーンを提案。テイクアウトにも対応する。

フードには、渋谷ブリッジ内の同社が運営するカレー専門店「TRIANGLE CURRY」のレシピで作る「フレッシュキーマカレー」(単品1000円、レモンサワーとのセット1300円)を用意。「周辺にランチ難民が多いことから、しっかりとしたフードも置くことに。カレーならサワーとの相性が良く、オペレーションの負担も少ないのが利点です」と関口氏。

客層は10代後半~30代前半までで多くが女性客。昼は買い物の休憩としてカフェのようにノンアルコールサワーを楽しむお客が中心で、夕方ごろからアルコールの出数が増加する。いずれも1~2杯をサクッと飲むというような使われ方が多いという。「サワーというと焼酎を炭酸で割ったものというのが一般的ですが、そもそも“Sour=発酵”という意味なので、ノンアルコールのサワーがあってもいいんじゃないか、という発想から来ています。原宿の若い人達はもちろん、近年、大人でもアルコールを飲まない人も増えているので、新しいサワーの楽しみ方を提案したい」と関口氏は話す。

「SOUR」ブランドの東京展開は未定、今後も街に必要なコンテンツ作りに邁進

「Sour 原宿」は東京旗艦店という位置づけだが、今後、「SOUR」ブランドの東京展開については未定だという。「当社の基本テーマは“街づくり”。店舗を増やすことが目的ではなく、街づくりをする中で、『SOUR』が求められる場面があれば展開したい。また、フルーツサワーのケータリングサービスは収益性が高いので、その可能性も検討したい」と話す。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 Sour 原宿店
住所 東京都渋谷区神宮前5-25-1 原宿MOEビル 2F
アクセス 明治神宮駅、渋谷駅から各徒歩7分
電話 03-6805-0199
営業時間 12:00~21:00(LO20:30)
定休日 月曜(祝日の場合、翌火曜)
坪数客数 18坪24席
客単価 500~1300円
運営会社 株式会社THINK GREEN PRODUCE
オープン日 2019年6月1日
関連リンク Sour 原宿(Instagram)
関連リンク THINK GREEN PRODUCE(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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