ヘッドライン

エー・ピーカンパニーから業務委託で独立!“大人のガソリンスタンド”がテーマの肉酒場、「にくにくシゲル」が三軒茶屋にオープン

三軒茶屋の栄通り商店街に立地。「肉」の文字と、ズラリと並ぶ赤提灯が目印
ビールコンテナを使ったテーブルが並ぶ店内。壁の一部を赤く塗ってアクセントにした
「肉刺し盛り」(850円/写真左)、「ラム餃子」(450円/写真右)、「コダマセット(バイス)/写真奥」(460円)。肉中心の大衆酒場的メニューがそろう
「肉鍋」(980円)。火鍋風の旨辛味。自家製のラー油が味の決め手だ
代表の安齋茂氏

(取材=大関 愛美)


11月4日、三軒茶屋の栄通り商店街に「にくにくシゲル」が開業した。「大人のガソリンスタンド」がコンセプトの肉酒場。オーナーの安齋茂氏は、「塚田農場」で知られるエー・ピーカンパニー(東京都港区、代表取締役:米山久氏)で12年ほど店長や料理長、商品開発で活躍してきた人物だ。同店は、もともとエー・ピーカンパニーが運営する「関根精肉店」だった場所を安齋氏が譲り受け、業務委託として開業した。

エー・ピーカンパニーの商品開発部で活躍

安齋氏は18歳から料理の道へ入り、フレンチや創作和食、エスニックなど多様なジャンルで経験を積んできた。次はサービスに携わりたいと12年前、安齋氏が30歳のときにエー・ピーカンパニーに入社。6年ほど店舗業務をこなし、その後6年は商品開発部で「塚田農場」のメニュー開発に携わった。当初から独立志望だった安齋氏は、エー・ピーカンパニーの社長・米山氏に、いくつか店舗の候補をリストアップして「譲ってほしい」と相談。米山氏はそれを快諾し、そうして開業することになったのがこの三軒茶屋の物件だ。「1階路面で、23坪というほどよい大きさ。何より、“酒場文化”の強い三軒茶屋という立地が気に入りました」と安齋氏は話す。

肉々しい料理が目白押し、「大人のガソリンスタンド」

「にくにくシゲル」が掲げるのは、「大人のガソリンスタンド」。「おいしい肉やお酒、そしてガヤガヤした活気あふれる雰囲気で、大人が日々の疲れやストレスを忘れて、エネルギー補充できる場所にしたい」と安齋氏。店名の通り、メニューは肉づくしだ。ローストビーフなど月替わりの肉料理を出すお通し(280円)から始まり、火鍋風の「肉鍋」(980円)、低温調理した肉を4種盛り合わせる「肉刺し盛り」(850円)、「和牛100%ハンバーグ」(750円)、「スペアリブ」(1本350円)など、まさに“肉々しい”メニューが目白押しだ。「多様なジャンルの料理を経験してきたので、料理のレパートリーには自信がある。鶏、豚、牛はもちろん、羊、馬、鴨、鹿、猪まで、取り扱う肉はこだわりません」と安齋氏。一方で、「もつ煮」(450円)、「ポテトサラダ」(380円)などの定番つまみも用意し、大衆酒場らしさも忘れない。

ドリンクは、「ハイボール」(380円、MEGAサイズ680円)、「サッポロ黒ラベル」(グラス320円、中ジョッキ500円、大ジョッキ800円)、「レモンサワー」(460円)などの定番ドリンクが中心。「ホッピーセット(白・黒)」(460円)、焼酎のボトル「キンミヤ25度」(1900円)なども。

店舗デザインは、前の店のつくりを生かしながら造作。入口には大きく「肉」の文字と、赤提灯がズラリと並ぶ。店内にはビールコンテナを積んで作ったテーブルを並べ、大衆酒場の雰囲気を演出。気取らずデイリーに使える、居心地のよい空間に仕上げている。

三軒茶屋・三宿エリアでドミナント展開が目標

人通りの多い商店街立地ということもあり、地元の人を中心に徐々に集客している。「早速、サクッと1、2杯という使い方で何度も来店してくれるお客様もいて嬉しい」と安齋氏。「にくにくシゲル」という名前はエー・ピーカンパニー時代の上司、里見順子氏が命名した。キャッチーな店名はお客の興味を引き、会話のきっかけにもなっているという。

「まずはこの店を立ち上げて、1年後にはもう1店舗、将来的には『にくにくシゲル』を2~3店舗に拡大できれば。三軒茶屋や三宿でドミナント展開をして、この酒場文化の強いエリアで、地元の人に愛される店づくりをしたい」と安齋氏は話す。

店舗データ

店名 にくにくシゲル
住所 東京都世田谷区三軒茶屋1-33-20 今泉ビル1F

 >> GoogleMapで見る

アクセス 三軒茶屋駅から徒歩4分
電話 03-6805-2937
営業時間 17:00~24:00(LO23:00)
定休日 不定休
坪数客数 23坪54席
客単価 3200~3300円
オープン日 2018年11月4日
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集