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元麻布農園や農業体験シェアハウスなどを手掛けてきたアスラボが、赤坂TAKAZAWA・高澤義明シェフをフードクリエーターに迎え、自社運営の風土レストラン「gozzo(ゴッツォ)」を3月3日、恵比寿にオープン

駅周辺の喧騒から離れたまさに隠れ家的な場所に佇む同店。ガラス張りのスタイリッシュな外観が目を引く
落ち着いた雰囲気の店内は間隔をとったテーブル席でゆっくりと食事を楽しめる
目にも鮮やかな「gozzo風ラタトゥイユ 山形の"だし"仕立て」は、日本の炊き合わせのイメージで10種の食材を使用
日本の肉料理の原点にして頂点、すき焼きをgozzo流に再構成した一品「sukiyaki」は、卵の黄身をつけて
左から代表取締役の片岡義隆氏とシェフの森田章平氏

恵比寿駅から徒歩8分、駅周辺の喧騒から少し離れ、有名パティスリーなども点在する広尾駅へつながる通りの一角に、風土レストラン「gozzo(ゴッツォ)」が3月3日にオープンした。運営は、農業体験シェアハウスなどを手掛けヒットさせている不動産デベロップをメイン事業にしているアスラボ(東京都港区、代表取締役:片岡義隆氏)。同社は創設以来、地方と都市をつなぐことに注力し、農家さん付き農園で人気の元麻布農園や、シェフのおすすめマルシェなどの事業も展開してきた。

このような様々なプロジェクトを行うなかで、同社代表の片岡氏は、多くの農家の人々や生産者達と出逢い、交流を通して、彼らの熱い想いとこだわりが、まさに日本の「食」を担っていると改めて気付かされたという。そして、その魅力と価値がもっと直接伝わるよう、地方と都市の関係から一歩進めた、生産者と消費者がよりつながってゆく「食」の流通とプレゼンテーションまでを含めた総合的な「フード」事業を、昨年から本格的にスタートさせた。その第一弾は、2014年11月に開業した新しいタイプの複合商業施設「ダンスキューブ勝どき」内の「ダンスキューブ・カフェ」の受託運営だ。美味しくしっかり食べて健やかな身体作りをテーマにした同カフェは、ヘルシーさにこだわりながらも楽しく食べたい人々に評判となっている。

「元麻布農園やマルシェ開催以降、農家さんや生産者さんとの関わりを持つなかで、みなさんのご苦労や熱意・こだわりを知れば知るほど、それを丸ごと楽しめるレストランの構想へとつながりました。それも風土料理、郷土料理のような日本の良いものをメインに提供する場所です」と代表の片岡氏は、第二弾のチャレンジとなる初の自社運営となった同新店舗プロジェクトのスタートを振り返った。片岡氏の知人で、日本の良き風土・人・食材・伝統を再構築してモダンに提供することに定評が高い「赤坂TAKAZAWA」の高澤義明シェフが、同新店のフードクリエーターとして参加することも、日本の風土・地方の魅力を心ゆくまで楽しむ『風土レストラン』という同新店舗のコンセプトを強固なものにしている。

国産の良いものを中心に、高澤シェフのエッセンスが凝縮した料理の数々。同店の厨房で日々そのエッセンスを表現し、提供しているのは渡仏経験もあるシェフの森田章平氏。素材の美味しさを活かしながらもひと手間ふた手間かけた日本の食文化の奥深さを感じるメニューを揃える。日本の肉料理の原点にして頂点であるといっても過言ではないすき焼きをgozzoスタイルにアレンジした「sukiyaki」(3200円)は、オーダー率の高い人気のメニュー。目にも鮮やかな「gozzo風ラタトゥイユ 山形の”だし”仕立て」(600円)は、日本の炊き合わせをイメージし、10種類もの食材を、生、バターソテー、マリネなど、それぞれの素材に合った調理を施し、提供直前に合えるという手の込んだ一品だ。「熊野地鶏のチキン南蛮 4種のタルタルと」(1500円)は、いぶりがっこ、しば漬けなど日本の漬物を使ったオリジナルのタルタルソースが提供され、味と食感のバランスにうれしい驚きがある。グランドメニューはその6割が野菜料理、肉・魚料理も厳選されたメニューが揃う。加えて季節毎のメニューも登場し、四季折々の日本の食文化を堪能できる。

料理に合わせるドリンクは、日本酒、焼酎、ウィスキーと日本を代表するアルコールが並ぶ。特に日本酒は、店名の「gozzo(ゴッツォ)」が新潟弁のご馳走の意味から命名されたこともあり、新潟銘酒として名高い「八海山」の中でも、希少種も取り揃える。また日本酒蔵ならではの越後米焼酎の「宜有千萬」なども味わえる。他にフランス・ブルゴーニュー産を中心とした厳選ワインも50種ほど常備。気軽にオーダーできるグラスワイン(750円~)は赤・白各5種、シャンパーニュ1種(1500円)が用意されている。

「恵比寿の外れですから、お客様には目的来店して頂けるよう、満足してもらいリピートにつながるようにしていきたい。そのためには、この店のクオリティを上げていくことに邁進しなくてはと思っています」と語る片岡氏。将来的には、3店舗ほどの展開を考えている同社は、今後、総合的なフード事業を通して、地方支援や地方活性化など、地方と都市をつなぐことに更に尽力し、ジャパンクオリティの活性化に貢献していくことだろう。

(取材=玉井 由希子)

店舗データ

店名 gozzo(ゴッツォ)
住所 東京都渋谷区恵比寿2-6-30
アクセス JR・地下鉄 恵比寿駅より徒歩8分
東京メトロ日比谷線 広尾駅より徒歩9分
電話 03-5793-5011
営業時間 5月よりランチ営業開始 11:30~15:00(LO14:30)
ディナー 18:00〜23:00(LO22:30)
定休日 月曜、第1・3火曜
坪数客数 35坪・35席
客単価 7000円台
運営会社 株式会社 アスラボ
関連リンク アスラボ
関連リンク gozzo
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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