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馬肉の魅力を伝えるネオ大衆馬肉料理専門店「馬喰ろう」の洋風新業態「馬酒場 ボブリー 新橋店」が、新橋に4月21日オープン

インパクトのある馬のロゴが目印
美味しそうな馬肉のショーケース後ろには、精肉を真空パックにしてミンチ加工までできる精肉店専用の機材を揃える
看板メニュー「熟成馬肉のステーキ」盛り合わせ。1頭から4Kgほどしか取れない希少な「スカートハラミ」(100g 1200円)と厳選霜降り「特選サーロイン」(100g 1500円)
口の中でふんわりとろける馬肉の「タルタルステーキ」(680円)は、ピクルス入り。お好みでタバスコをかけて
馬肉の魅力を伝える、代表取締役 沢井圭造氏

(取材=下前 ユミ)


新橋の西新橋二丁目交差点近くに、馬肉料理専門店「馬喰ろう」(東京都千代田区、代表取締役:沢井圭造氏)の洋風新業態「馬酒場 ボブリー 新橋店」が4月21日オープンした。神田(2店舗)・恵比寿・人形町・新橋に計5店舗ある馬肉料理専門店「馬肉問屋 馬喰ろう」は「和」をテーマに居酒屋や焼肉業態を展開しているが、同店は「洋」をテーマに馬肉のヘルシーさを生かした新業態となる。

昔からそこにあったようなレトロな雰囲気の店内では、入り口すぐにある馬肉が並んだショーケースや店内の随所に施されている馬にちなんだ装飾が来店客に訴求する。テーブル席のほかに、1階には厨房の巨大な鉄板が見えるカウンター席。2階には、“G1控え室”と書かれた半個室もある。スタッフは、客との情報のコミュニケーションが最大のサービスとなるように、馬肉の安全性を伝える知識を高め、価値のある話ができるようにしているという。

メニューは、3週間以上のウェットエイジングをかけた熟成馬肉のステーキをメインに、定番の居酒屋メニューを豊富に用意。ステーキは、4種類の部位をそれぞれ150gから50g単位でオーダーできるシステムで、「バジルバターソース」、「テキサスソース」、「おろしポン酢ソース」の3種のソースで味わえる。霜降りサーロインの中心部位のみ使用した「特選サーロイン ステーキ」(100g 1500円)、ガッツリ食べたい赤身の「サーロイン ステーキ」(100g 1000円)など、リーズナブルな価格で提供する。世界各国の料理を馬肉でアレンジした創作馬肉料理「世界の馬車窓から」には、フランスの「馬肉のパテドカンパーニュ」(680円)やメキシコの「おつまみうまタコス」(580円)、シンガポールの「海南馬飯」など。誰もが好きなポテトサラダをアレンジした5種類の「ポテサラ5」(390円~)など、オリジナリティたっぷりのユニークなメニューも満載。

ドリンクは、「生ビール」(グラス380円、中480円、大780円)をはじめ、「スタウト黒ビール」(480円)、「トマトハイ」(380円)、「生レモンサワー」(420円)のサワーやカクテル類、焼酎、日本酒と豊富に揃える。ボトルワインは3000~4000円台を中心に「ワイルドホース」(4500円)など、馬をモチーフにしたラベルにこだわりラインアップ。そのほか「ウーロン茶」、「コーラ」(各300円)などのノンアルコールも。

“馬刺し”は定着しているが、まだまだ高級、珍味のイメージが多い馬肉。沢井氏は、「馬の看板が、牛や豚、鶏同様に肉屋に並ぶように、馬というカテゴリーを日常化したい」と馬肉を一過性のブームではなく、新たな食肉文化として根付かせるために、普段使いの馬肉料理専門店をつくり、馬肉の大衆化を目指してきた。「今後は、もっともっと馬肉料理を開発し、より多くの人にもっと身近に馬肉の魅力を感じられるようにしたい。年に1店舗のペースで、都内飲食店10店舗を目標に、街の馬肉専門精肉店にレストランを併設した業態など、家庭にも馬肉を買って帰ることができる対面式販売を視野に入れている」と未来を語る。自ら国内外に足を運び、馬肉について勉強しながら、馬肉の卸しだけでなく馬肉料理のレシピを公開するなど、馬肉啓発活動も行なう同氏の挑戦から目が離せない。

店舗データ

店名 馬酒場 ボブリー 新橋店
住所 東京都港区新橋3-2-4 暖香園新橋ビル

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アクセス JR・私鉄各線 新橋駅から徒歩3分
電話 03-3580-8348
営業時間 月~金 17:00~23:29(イイニク/11:29P.M.)
土   16:00~22:00
定休日 日曜、祝祭日
坪数客数 35坪 70席
客単価 3000円
運営会社 株式会社 馬喰ろう
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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