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馬肉のパイオニア・馬喰ろうブランドが新たに「馬肉酒場 馬喰ろう 人形町店」を出店! 6月20日オープン以来、地元の人気店へと成長!

目を引く壁画は馬をモチーフにした歌舞伎絵と歌舞伎柄がユニークだ
看板料理の「桜なべ」(1449円、2人前より注文可能)
ボリューミーな「ペリーもびっくり! 桜肉の黒船ステーキ」(1$80円換算で15$)
左がオーナーの沢井氏、右が営業本部長の早速隆氏

(取材=西山 登美子)


7月に牛の生レバーが禁止となったいま、精肉のなかで生食が可能な馬肉が肉食系の人々に人気となっている。そんな馬肉料理の専門店「馬肉酒場 馬喰ろう」(株式会社馬喰ろう、代表:沢井圭造氏)は、6月20日にオープンした人形町店で5店舗目となる。これまでの4店舗は、馬肉料理でガッツリ呑む形態の大衆酒場業態。しかし人形町店は、江戸の風情を残す、歴史のある下町らしく、あえてしっとりした和風居酒屋業態にしたという。店の看板料理は「桜鍋」。実は、馬肉料理の代名詞でもある桜鍋は江戸発祥の郷土料理で、庶民が口にできる肉料理であったとか。別名「け飛ばし」とも呼ばれ、精が付くと言われたことから、下町・人形町にあった吉原界隈では馴染み深いものであったようだ。そんなことから、江戸時代・庶民のエンターテイメントであった“歌舞伎の世界”を彷彿とさせるイメージに仕上げた。馬の歌舞伎役者が桜鍋を楽しむシュールでユニークな壁画、スタッフをお尋ね者にした手配書、天井と壁には、同じ真っ赤な大きい唐傘の絵など、江戸時代と歌舞伎をキーワードにした遊び心がいっぱいの環境が面白い。「店づくりではストーリー性を持たせることが大事です」と沢井氏は話す。 料理は当然ながらすき焼き仕立ての「桜鍋」が一押し。鮮度が命の刺身も自信の一品である。他にも牛肉同様、馬肉の豊富な部位の特徴を活かした料理を用意。こうした一品が揃うのも、馬刺・馬肉専門販売メーカーである株式会社NTCデリバが経営母体であるからだ。肉は主にカナダで日本向けに育てた脂のノリが良い、肩ロースを生肉で仕入れる。また、料理に合わせ、会津などの国産肉も扱っている。沢井氏は「馬肉は生で食べることができます。でもそれ以上に赤身は牛肉の4倍の鉄分があり、しかもローカロリーなのです」と馬肉の魅力を話す。馬肉は、今話題のガッツリ肉食料理に応える素材なのである。 メニューは、名物「桜なべ」(1449円、2人前から)。鮮度自慢の馬刺は「大江戸五品盛り合わせ」(1695円)。お勧め看板料理「桜肉の豪快たたき」(924円)、「ペリーもびっくり! 桜肉の黒船ステーキ」(1$80円換算で15$)、まるでハンバーグのような「特製 桜肉のつくね」(630円)と、どれもボリュームはたっぷり。その他、「柔らか桜肉の唐揚げ」(819円)、「特選カルビの炙り」(1029円)、「馬すじポン酢」(504円)など、牛肉や豚肉でおなじみの料理をアレンジしたメニューが並ぶが、カロリーは比べものにならないくらい低く、腹いっぱい食べても安心だ。 ドリンクは、ビール、酎ハイ、サワー、ハイボール、焼酎、日本酒、国産ワイン、梅酒と、居酒屋らしくフルラインアップ。ビールでは歌舞伎ジョッキ、長寿のハイボールとメガジョッキを用意する。焼酎、日本酒では、江戸を意識した東京の蔵元の銘柄を置く。季節限定の日本酒も揃え、食べて呑んでの満足を充たしている。 肉が美味しいという事は当然ながら、ヘルシーであることに加え価格もリーズナブル。「馬肉酒場 馬喰ろう」では、ステーキをはじめ、ハンバーグのような特製のつくねなど、オリジナル料理を積極的にメニュー化している。と言うのも沢井氏は今後、馬肉料理で新たな業態出店を念頭に置いているからだ。「ともかく馬肉の素晴らしさをもっと広めたいのです」と話す沢井氏。馬喰ろうブランドのさらなる拡大と共に、プロデューサーとして、他店とのコラボレーションも積極的に展開していくという。今後の、馬肉の新しいステージに注目である。

店舗データ

店名 馬肉酒場 馬喰ろう人形町店
住所 東京都中央区日本橋人形町1-8-7

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アクセス 地下鉄人形町駅より1分、水天宮駅より1分半
電話 03-3669-8348
営業時間 月〜金17:00〜23:29、土曜11:29〜21:00頃
定休日 日曜・祝日
坪数客数 13坪・34席
客単価 4000円
運営会社 株式会社馬喰ろう
関連ページ 馬喰ろう 新橋店(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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