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沖縄料理で多業態展開を図る合同会社こころざしが3店舗目を出店! 茅ヶ崎で躍進する“奇才”志村冬樹氏が挑む、ぶっ飛んだ新業態店「ポークマン~肉の王子様~」が6月25日オープン!

沖縄的な開放感ある雰囲気が楽しめるテラス席。店内よりも人気が高く、土日はオープンと同時にあっという間に満席に。冬場はまわりをビニールカーテンで覆い、しゃぶしゃぶを食べて温まってもらう
各テーブルに置かれた人気コミックス。一瞬、客に「?」と思わせておいて、実は中身はメニュー表という仕かけが。思わず店のことを誰かに話したくなる、アイデアが満載
オープンキッチンのカウンター越しに目につく冷蔵庫をドリンクの“メニュー表”に仕立て、賑わいを演出。こうした細かな工夫が随所にちりばめられる
写真右から合同会社こころざし・代表社員の志村・オリオン・冬樹氏。幹部社員の馬場・キジムナー・雄太氏。スタッフの照井敬士氏。エリアマネージャーの小島・かりゆし・恭平氏。名刺を持つようになるとミドルネームが付くのも同社ならではの特徴

ワクワク、ドキドキが止まらない。神奈川・茅ヶ崎の“奇才”志村冬樹氏の手がける飲食店は、どれもみな客を強く惹きつけてやまないダイナミックな魅力に満ち溢れている。そんな同氏が代表を務めるこころざし(神奈川県茅ヶ崎市)が、3店舗目となる「ポークマン~肉の王子様~」を出店。オープンは6月25日で、今回もまた比類なきオンリーワンの魅力を打ち出し、地域の潜在需要を果敢に掘り起こしていく。同社は2009年10月、茅ヶ崎駅から徒歩1分の場所に、1店舗目の「沖縄酒場 茅ヶ崎チャンプルー」を開業。23坪・48席で月商730万円を売上げ、損益分岐点は450万円という非常に利益率のよい運営を実現している。続いての2店舗目は茅ヶ崎から電車で14分離れた寒川に「昭和沖縄レストラン 具志堅の家~ぐしけんち~」を出店。2011年3月のオープンで、40坪・67席の規模で月商700万円を売上げ、損益分岐点は300万円に。そして今回、再び茅ヶ崎に戻って1店舗目の近くに「ポークマン~肉の王子様~」を開業したのである。同店は27坪・70席で目標月商750万円を掲げており、損益分岐点は500万円に設定。 同社の特徴は都心に比べ、客層の厚みに乏しいローカル立地において、尖がった業態を次々と出店し、それらをすべて繁盛店に育て上げていることに尽きる。しかも、それらはすべて沖縄料理店という点が大いに特筆されるところ。ひと昔前まで沖縄料理店と言うと、地元出身の人たちが多く集まる、どこか閉ざされた業態というイメージも少なくなかった。1店舗目出店に当たり、志村氏が目指したのはそうした店ではなく、本場沖縄の店に例えるなら、観光客を相手にしたライトな店。それでいて地元客が来ても十分に楽しめる、閉鎖的でなく、懐の深い沖縄料理店だ。茅ヶ崎に開業したのも、当時、この地に12年住み続けていた志村氏が地元に沖縄料理店がないことに疑問を感じ、そこに隠れたニーズを読み取ったからである。なぜ、ハワイ料理店は大小合わせて20~30軒もあるのに、沖縄料理店はないのか? 海のそばという立地に惚れ込み、海好きが多く移り住む茅ヶ崎にその需要がない訳がない。そうした読みが見事当たり、1店舗目の店を繁盛店にすることができた。まさに、本物の“ブルーオーシャン”だったわけである。 2店舗目、3店舗目に比べると1店舗目の店は割合オーソドックスな売り方だが、それでも店頭や店内にオリオンビールの提灯をずらりと取りつけ、派手めの印象を作り出している。そして、同社が決定的に強烈な存在感を発揮したのが、2店舗目の「昭和沖縄レストラン 具志堅の家~ぐしけんち~」。同店があるのは、高座郡寒川町というローカルな町。しかも、スナックや小料理屋などの入れ替わりを除き、10年近く飲食店の出店がなかったとも言われる、完璧なまでのブルーオーシャン立地だ。そうした立地で築50年の一軒家を店舗に仕立てて開業。店舗は40坪の規模だが、家賃はわずか18万円。この数字からも同店の超ニ等立地ぶりを伺い知ることができる。これだけ不利な条件が揃っていれば、賢明な経営者ならまず出店など考えない。だが、志村氏はそこに手つかずの需要を読み取り、圧倒的なまでの繁盛を手にしたのである。一軒家を提灯で覆ったド派手なファサード。「レストラン」と謳うことで“酒場色”をやわらげ、主婦客やファミリー客が来店しやすい雰囲気を作り出した巧みな戦略。10人以上の利用で2階を貸切りにし、アルコールはセルフサービスコーナーから自分たちで勝手に注いで飲んでもらう「ほったらかし宴会」など、斬新な売り方を採用。「ぶっ飛んだ業態を思いつかなかったので、ぶっ飛んだ立地で、ぶっ飛んだ商売がしたかった」と語る志村氏だが、業態自体も十分過ぎるほどぶっ飛んでいる。 こうした志村氏が開いた3店舗目の「ポークマン~肉の王子様~」だが、1店舗目のそばに開業したのも、毎日20人ほどのお客を帰してしまう状況が続いていたため、その受け皿としての役割を果たすためでもある。「たとえ近距離でも思いっきり業態を変えれば新しい客層も掘り起こせ、絶対共存できるはず」。そう読んでの出店だ。店頭の特大看板には、インパクトの強い豚の王様のキャラクターとともに、「山原島豚専門店 しゃぶしゃぶ 焼きとん ポテサラ」と掲げ、売り物商品を訴求。そして、提灯をずらりとぶら下げたまるでビアガーデンのような賑わいのテラス席があり、店内は1階、2階の2フロアに。メニューは、“沖縄と言えば豚料理”との視点から山原島豚を用いたメニューを核に構成する。豚肉のおいしさをストレートに味わってもらい、さらに冬に弱いという沖縄料理店の業態の弱点を克服する狙いで導入したのが“我那覇のしゃぶしゃぶ”で、季節の島野菜と沖縄そばorぞうすい付きの「山原島豚」(880円)を提供。また、日常利用を促すのが27種揃えて90円均一で供する“串焼ポークマン”。さらに“ポークマンの逸品”と謳った「骨付き『ガリガリスペアリブ』」(780円)、「肉食女子の生姜焼き」(750円)や、揚げものの“フライマンinポークマン”の「テビチの唐揚げ」(580円)、「漢(オトコ)のトンカツ」(780円)、「豚の唐揚げ」(500円)なども。肉以外では、12種も揃えて突出させた“ポテトサラダマン”(各280円)。紅芋、さつまいも、かぼちゃなどベースのサラダでアレンジしたものと、タラコ、タコス、カレーなどトッピングで変化をつけたものをバラエティーに揃える。コロッケを小さく丸めて串に刺した“串コロ”は、「紅芋コロッケ」「パンプキンコロッケ」など全6種(各250円)。アルコールも独自性を高め、“名物!モヒートマン”は「シークワサーモヒート」「ココナッツモヒート」など13種揃え、420円均一で提供する。 店名は地元茅ヶ崎を、いや日本を代表するミュージシャンの43枚目のシングル曲のタイトルからヒントを得て名づけたもの。そのミュージシャン同様、やがては茅ヶ崎を飛び出して日本を代表する沖縄料理店として名を馳せていくのか? それとも茅ヶ崎にこだわり、地元に根づいた飲食店であり続けるのか? それは誰にも分からない。ただ、これだけは言える。茅ヶ崎に“奇才”あり。「地元にあってよかった」と客が誇りたくなる、ワクワク、ドキドキが止まらない店。志村冬樹氏のぶっ飛んだ業態開発から目が離せない。

(取材=印束 義則)

店舗データ

店名 ポークマン~肉の王子様~
住所 神奈川県茅ヶ崎市共恵1-1-2
アクセス JR茅ヶ崎駅より徒歩1分
電話 0467-50-0015
営業時間 17:00〜翌2:00(L.O.翌1:00)
定休日 無休
坪数客数 27坪・70席
客単価 2400円
運営会社 合同会社こころざし
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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