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楽コーポレーション卒業生が出店! 地域密着型の鮮魚居酒屋「魚酎(ウオンチュウ)」が、明大前に3月28日、オープン!

駅からすぐだが、繁華街側ではなく、少し静かな住宅地に佇み、のれんとテラス席が目立つ
障子のパーティションで区切られ、できるだけ、店内をコンパクトに見せる工夫がなされている。障子の向こうには、団体席も
専用に作られた野菜のスペース。ここから無農薬野菜を器に乗せ放題の「野菜のせいろ蒸し」が人気メニュー
同店名物、旬の魚を使った「桶刺盛」、写真はミニサイズ
フレンドリーな会話で居心地を良くさせてくれる、オーナーの永澤淳氏

(取材=若山 弥生)


世田谷の住宅街エリアに、地域密着型の店舗が誕生した。京王線明大前駅の改札を出て、まっすぐ2分程歩いた少し静かなエリアにある「魚酎(ウオンチュウ)」(代表:永澤淳氏)は新鮮な魚と野菜が売りの居酒屋業態で、3月28日にオープンした。オーナーは、200名以上の独立オーナーを輩出し続けている、楽コーポレーションの出身。「くいものや楽」、「チョップスティック」、を経て「汁べゑ」と「と楽蔵(とらぞう)」下北沢店の店長から、独立を果たした。元々店を持ちたいという目的があり、当時の就職情報誌に“店が持てます”と書かれていたのを見て、楽コーポレーションを選んだという。 楽コーポレーション代表の宇野隆司氏を“おとうさん”と呼んで慕う同氏が、同社にいたころに学んだことはたくさんあると言うが、店を立ち上げる際に特に意識したことは、“見せる”ということ。「店づくりを見せ物にしたい」と、それぞれの料理には遊び心が感じられる。そして、コンセプトは「女性が入りやすい大衆居酒屋」と、女性の入りやすさを意識している。 内装のテーマは和。木を多く使ったデザインで、温かみを演出する。元々は10坪程度の物件を探していたが、この場所が気に入り契約。20坪と、条件より少し広めではあったが、空間の使い方を工夫し、できるだけコンパクトに見せられるデザインになっている。店の手前にテラス席を造り、奥の席を障子で仕切り、奥に客が入ってきたら、その障子を開けるという工夫がなされる。 料理は、店名にもあるように、魚が中心のメニュー構成になっている。名物の旬の魚を使った「桶刺盛」(小:980円、中:1580円、ミニ:680円)や、「もり盛りしらすのペペロンチーノ」(780円)は、量の多さに圧倒される。大衆居酒屋のイメージで、「楽っぽくしたかった」とオーナーは言う。また、野菜専用にタイル張りとしたスペースから、無農薬野菜を自分で器に乗せ放題の「野菜のせいろ蒸し」(小:580円、中:780円)や、「炙りたらこのポテサラ」(580円)なども、“見せる”を意識し、見た目から楽しませてくれる。 ドリンクは「UON-CHUハイ」(290円)、しそ、ライム、梅、ガラナ、ざくろ、シークァーサーなど、20種類以上ある「酎ハイ」(380円)を、「カチ割酎」か、クラッシュアイスの「シャリシャリ酎」から選ぶことができる。その他三ツ矢サイダーで割った「三ツ矢ワイン」(500円)や「キリンワイン」(500円)など、オリジナルのドリンクが多く並ぶ。 オープンして間もないが、すでに常連客もつき、賑わう同店。今後は、この近くのエリアで、出店をしていきたいと言う。今後の同店の動きに期待したい。

店舗データ

店名 魚酎(ウオンチュウ)
住所 東京都世田谷区松原2-42-5 1階

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アクセス 京王線明大前駅より徒歩2分
電話 03-6379-2957
営業時間 17:00〜翌1:00
定休日 無休
坪数客数 20坪・36席
客単価 3000円
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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