渋谷で人気のイタリアンレストラン「goo ITALIANO(グー イタリアーノ)」が、6月26日赤坂に2店舗目をオープンする。経営は、焼肉店「まんぷく」、「十々」、イタリアンレストラン「RED PEPPER(レッドペッパー)」、オイスターバー&スパニッシュ「PESCADERIA(ペスカデリア)」などを展開する、テイクファイブ(東京都目黒区、代表:遠山和輝氏)。キャッチフレーズは「20の州の、地元のおいしさ」。イタリアの地元の美味しさをより身近に感じてもらえるよう、客単価3800円のカジュアル価格を提案。レストランとはいえ、あくまで敷居を低くした“普段使いの店”としての利用を促す。 特筆すべきは、日本ではまだ知名度の低い“地元独特の美味”をメニューに打ち出したところ。食材は、スタッフ自らがイタリアを回って出会ったものや、信頼のおけるネットワークを駆使して発掘したものを使用する。また、食材だけでなく地元の食べ方も提案。例えば、現地で見つけたという、南イタリアで生産される48時間の長時間熟成を施した「職人の手作りで少量生産の伝統製法パスタ」、自社輸入する最高糖度13%のミニトマト「最高級トマトダッテリーニ」などを、シンプルかつ素材を生かした調理法で提供する。また、オリーブオイルジャパンで銀賞を受賞した「トスカーナ産オリーブオイル」を、ミルクのジェラートにかける「オリーブオイルのアッフォガート」(550円)は、現地の食べ方に倣ったメニュー。生ハム、ルッコラと拳ほどもある特大モッツァレラチーズを合わせた「水牛モッツァレラ 生ハムとルッコラ」(125g 2400円、250g 3600円)は、カンパーニャ州での食し方だ。モッツァレラは南イタリア・サレルノより毎週空輸した、新鮮なものを使用する。 近隣オフィスワーカーのためにランチも揃え、先述の伝統製法パスタを使用した「パスタランチ」をすべて1000円で提供。ディナーは団体客にも対応すべく、パーティープランやウェディング2次会プランなども用意。イタリアを彷彿とさせる“クラシックカジュアル”な店内で、デートからパーティー、ビジネスシーンにと幅広く利用できる使い勝手の良さも魅力の一つだ。 同店は、“美味しいけれど敷居の高い、こだわりの高級店”と、“気軽だが本場の食材までは提供できない、カジュアル店”の中間にカテゴライズされた、全く新しいイタリアンレストラン。個人店が持つこだわりや調理技術のクオリティをそのままに、企業努力により気軽に利用できるカジュアルな価格を実現した。赤坂の一等地で、オフィスワーカーから観光客と、幅広い客から支持を集めるであろう同店の今後に注目したい。
店舗データ
店名 | goo ITALIANO(グー イタリアーノ) |
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住所 | 東京都港区赤坂5-4-10 赤坂ゆうビル1階 |
アクセス | 地下鉄千代田線赤坂駅より徒歩1分 |
電話 | 03-3568-1699 |
営業時間 | ランチ 11:30〜15:00(L.O.14:30) ディナー17:00~24:00(L.O.23:00) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 35坪・62席 |
客単価 | ランチ1000円、ディナー3800円 |
運営会社 | 株式会社テイクファイブ |
関連リンク | テイクファイブ |