ヘッドライン

隠れた名店の多い中央線沿線にまたまた話題のバル登場!3月2日オープン以来、人気のスペインバル「西荻バル」に注目!

ボルドーカラーのキャノピーにシックな木枠のガラス戸のファサード。エントランスに置かれたワイン樽と、王道のバルの佇まい
アーストーンの環境は、シンプルではあるが、暖かみを感じる空気感となっている。一人でもおおぜいでも、楽しめる
お勧めの料理。鶏と魚貝のパエリア。枝豆のペペロンチーノ。トマトに入ったクスクスサラダ。じゃがいもたっぷりのスペインオムレツ
店長の佐藤さんと、二人三脚で切り盛りする藤野さん

(取材=西山 登美子)


西荻窪駅、改札を出た南口の駅前に広がる商店街は、日常的であり、昭和の面影を色濃く残している。商店街を抜ける3本の通りには、居酒屋、焼き鳥屋、エスニック料理、スペイン料理、ラーメン店などなど、多くの飲食店が軒を連ねる。その庶民的で気取らない雰囲気から、地元の人々のみならず、中央線沿線から通う人も少なくない、飲食エリアとしてもよく知られる。 そんな庶民的な雰囲気のエリアに新しくオープンしたスペインバルは、まさに、本場バルと同様に地域の人々が集うバルとして、既に人気となっている。 店長であり、実質、店を立ち上げた佐藤緑さんは、語学留学が目的であったスペインで、本場バルに魅せられ、ついに自らの店をオープンさせたのだ。もともと、食べること飲むことが好きであった佐藤さん「いつか飲食店を」との思いがあったという。そんな夢を実現するため、調理師学校に通い、銀座のスペインバル、西荻の和食店でスキルをアップしてきたという佐藤さん。「今は、お店で働くことが、なによりも楽しいです」と笑顔で話す。 スペインバルらしさを意識した店では、タパスをメインにしたフードメニューが楽しめる。日替わりを含め、20種類から26種類の料理が揃う。スペインバル業態には外せない「イベリコ豚生ハム」(850円/1650円)を筆頭に「じゃがいもたっぷりスペインオムレツ」(300円)、「背黒イワシの酢漬け」(480円)、「ムール貝のシェリー蒸し」(580円)といった本場スペインのタパス料理をはじめ、「茹で枝豆のペペロチーノ風」(380円)、「ししとうのプランチャ」(300円)、「パクチーと砂肝のサラダ」(500円)といった「西荻バル」風のオリジナル料理が楽しめる。さらに、スペインを代表するオイル煮、アヒージョも「マッシュルームの生ハム詰アヒージョ」(480円)、「鶏ナンコツのガーリックオイル煮」(400円)と、やはり身近な食材を使いスペイン風に仕上げている。最後の〆に外せない「鶏と魚貝のパエリア」(980円/1800円)は自慢の一品となる。これらの料理すべてが、佐藤さんと店を共に仕切り、バックアップする藤野氏の手作りという。料理は旬の食材や身近な食材を使い、自由な発想でスペイン風に仕上げるのが二人のスタンスだ。飲食業界を目指しサラリーマンから転職し、フード系のスクールに通いながら、カフェで実績を積んで来た藤野氏、心強い仲間でもある。 アルコールは当然、ワインがメインとなり、全てスペイン産のワインと、こだわりは高い。グラスでいろいろ楽しんでもらいたいと、グラスワインがお勧め。グラスワインは、赤白合わせ、15、6種類揃う。価格は450円から800円前後となり、ボリュームは550円、650円と、リーズナブル。ボトルワインは、グラスで提供しているものになる。価格は2500円から13000円。スパークリングはカヴァのみで、グラスで600円、650円とお手頃価格。 ワインのほか、フィノー、マンサニージャ、アモンテリャードをはじめとした5タイプのシェリーも揃えている。グラス価格は550円から800円。ボトルでの提供も可能となる。 気さくで明るい佐藤さんをはじめとしたスタッフの性格もあって、女性の一人客からファミリーまで気軽に集うが「まだまだ、西荻に潜む潜在マーケットを開拓していきたいです」と佐藤さんは話す。 生まれも、今も西荻窪が地元の佐藤さん「地域に根ざした情報の発信の場としていきたいですね」とバル本来の姿でもある、地域のコミュニティ化を目指している。(価格は変更になることもあります)

店舗データ

店名 西荻バル
住所 東京都杉並区西荻南3-10-5

 >> GoogleMap見る

アクセス JR西荻窪駅南より徒歩30秒
電話 03-5941-9522
営業時間 17:00~24:00(料理L.O.)~24:30(ドリンクL.O.)
定休日 第一火曜
坪数客数 10坪・16席
客単価 2500円
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集