恵比寿・西麻布「砂漠楼」、恵比寿・溝の口「陣や」、田町「瀬戸内水軍」の計5店舗を経営するラ・ブレアダイニング(東京都渋谷区恵比寿、代表取締役・高橋知憲氏)は、瀬戸内海の新鮮な魚と初めての鉄板料理の店「鶴姫」を4月11日、中目黒“目黒銀座商店街”の路地裏にオープンする。「殿金」「根室食堂」「博多 ぬくぬく家」などが立ち並ぶ路地で、4階建て民家の2~4階までを改装して出店した。鶴姫とは、“瀬戸内のジャンヌダルク”という異名も持つ実在した戦国女武将の名前。外には幅3メートルの鶴のオブジェが飾られるが、正面からみると兜のようにも見えるという。武家屋敷に迷い込んだような妖艶な空間の店内は、2階が鉄板カウンター、掘り炬燵席16席、カップル席、3階は大小の個室、4階はテラス付きのVIPルームで構成。VIPルームでは、パーティ時に自由に楽しんでもらえるようビールサーバーや焼酎サーバーも設置。また大型液晶テレビも備え、任天堂のゲーム“Wii”で遊べる。用途によって、各フロアの違う雰囲気を楽しんで欲しいという。鶴つながりで、毎日松山発JAL460便で届く新鮮な瀬戸内の魚介が自慢だが、天然鯛を丸ごと一匹土鍋で炊き上げる「瀬戸内鯛めし」(2人前1,700円)、瀬戸内名物「いのししのすき焼き」(2,100円)などの郷土料理と、50センチの大鍋の中でコトコト煮る“土手焼鍋”、“牛テールおでん鍋”も同店の名物。土手焼鍋は「豆腐串」「スジこん串」「三色生麩串」などが1本120円から、牛テールおでん鍋も「京がんも」「玉手箱」「牛テール」などが140円からとお手頃。ラ・ブレア初、鉄板料理のおすすめは「今治焼鳥」(580円)、「フォアグラ大根」(1,500円)、「イベリコ豚ロースステーキ」(2,800円)、「A5伊予牛サーロインステーキ」(4,800円)など、安価なものから高級食材まで広い価格帯で、コースも「因島」コース(2,800円)から、「来島」(3,800円)、「大三島」(4,800円)、鉄板焼コースが「鶴姫」(8,000円)、「特選素材」コースまで(14,000円)と、幅を持たせた。ドリンクは、既存店で人気のフローズン焼酎や、温泉水で割る前割焼酎に、「竹酒」(1,200円)、「デコポンジュース」(400円)や「美生柑サワー」(500円)、日本酒も愛媛の「梅錦 吟醸」(550円)、「うちぬき純米吟醸」(750円)、「森の翠」(800円)など郷土色が垣間見える品揃えだ。今回の中目黒の店舗は、周辺が北海道や大阪、九州など郷土料理の多いエリアで、同店のオープンによってますます“郷土料理ストリート”として賑わいそうだ。砂漠楼は亀のオブジェが置いてあり、今回の鶴姫のオープンで、鶴と亀が揃うという縁起の良さだが、オーナー高橋氏は「鶴は千年、亀は万年。長く愛される店にしたい」と意気込む。同氏は本年中に、田町など2店舗、来年は大好きなロサンゼルスへ念願の海外進出を果たす予定。
店舗データ
店名 | 鶴姫 |
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住所 | 東京都目黒区上目黒2-7-11 |
電話 | 03-5724-8977 |
営業時間 | ランチ 11:30~14:00(5月頃より開始予定) ディナー 17:00~05:00(L.O.04:00) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 70席(最大22名まで宴会可) |
運営会社 | 株式会社ラ・ブレアダイニング |
関連リンク | ラ・ブレアダイニング |