骨董通りで20年のフレンチの先駆け、かつ老舗「松浦亭」を今年5月1日に閉店させ、カジュアルダウンして、リノベーション。欧風料理「Chambres D’hotes HANA (シャンブルドット ハナ)として7月8日オープンさせる。店名の由来は、フランス語で“おもてなしをするおうち”で、コンセプトは、“みんなの家”。家具や井戸のオブジェなど一部、松浦亭の面影を残しながら、全面改装。せせらぎが聞こえ、アットホームなおもてなしで、帰りたくなるような家のような店を目指すという。デザイナーは、渋谷『PIANO』や三軒茶屋『315』を手掛けた三成一登氏、プロデューサーは、バルニバービの南青山「SUU」を立ち上げた塩見岳人氏が担当。料理長は変わり、新宿で大人気の「AJITO」でメインシェフをつとめていた、小田島直生氏。メニューは、「シーザーさんのまかないサラダ」(1,100円)、「フォアグラのソテー フロフキ大根にのせて」(1600円)、「ゴルゴンゾーラのクリームソースの自家製ニョッキ」(1,200円)や、「浅利ときのこの昆布出汁リゾット」(1,200円)や、ココット料理「万枚肉の田舎風トマト着込み」(1,000円)など、どこか家庭的でほっとする懐かしさを感じさせるフードがテーマ。客単価も、かつては8,000円だったが、4,000円と半分に想定し、ターゲットもこれまでより若い客層を狙う。ドリンクメニューは、100種を超える豊富な品揃えで、ソムリエ厳選のワインは、イタリア、フランスをはじめニューワールドも数多く揃え、グラス500円~、ボトルも2,000円~とお手頃。ランチはサラダバー、ドリンクバー、スープバーがついて、1,000円~で、テイクアウトではピクニック気分を楽しんで欲しいと、自家製エコバックに詰め、カフェタイムでは、シャンブル特製、ハニートーストを提供。24:00~のBARタイムでは1ドリンク¥500~で、ラウンジ内に、オリジナルで作った、テーブルとしても使える卓球台を設置する。ランチ、カフェ、ディナー、深夜5時まで営業のバー、テイクアウトと様々な用途で使用でき、1名から可能な、2,800円~5,800円までのコースも用意。約100坪からなるこの店(家)には、色々な部屋(扉)を用意したといい、ギャラリー、PARTY、ウエディングとしても利用可。毎月、旬なアーティストの協力で、“家”というコンセプトのもと、部屋の模様替えをしていくというのも魅力だろう。
店舗データ
店名 | Chambres D'hotes HANA(シャンブルドット ハナ) |
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住所 | 東京都港区南青山5-9-12 アイサワビルB1 |
電話 | 03−5464−5487 |
営業時間 | 11:00~5:00 |
定休日 | なし |
坪数客数 | 90席 |
客単価 | 4,000円 |
関連リンク | Chambres D'hotes HANA |
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